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2018年7月21日 (土)

インデックス投資と実経済のお勉強

すいさくさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。

本書の特徴を「さくさく」ご指摘

すいさくさんは、本書の特徴を全部まとめて下さっています。書き抜かせていただきますと、

  • 「初心者がインデックス投資を始め、継続するコツをコンパクトにまとめたもの」
  • 「専門的になりそうな内容をあっけないほど簡単に(しかしツボを押さえて)説明」
  • 「投資を継続するためのキモとなる、資産価格の大幅な下落時への対処法」が「実体験に基づいて説明しているところに説得力」
  • (アーリーリタイアと出口戦略の)「第6章・第7章が本書の真骨頂」
  • 「実体験に基づいてアーリーリタイアが可能になる条件を説明」
  • 「自分で責任を持って知識を身につけることの大切さ」

などなどです。ありがとうございます!

今回は、すいさくさんのご書評の中から、「まったく勉強しないもありえない」というお題。

まったく勉強しないもありえない

楽チンではあるもののインデックス投資と言えど、株式市場の荒波にぶつかっています。で、気が付くのが、

 サラリーマンも世界経済の荒波と戦っている

ということ。

たとえば、最近、話題なのが、米中の経済バトルです。サラリーマンも実際の仕事では、大きく影響を受けます。かつて、冷戦末期に日本がいい気になって世界の工場の座から転げ落ちたように、今度は中国がお役御免となって、その地位から転落してしまうかもしれない。中国に生産拠点を展開している会社であれば、さて、どうしようかと悩むわけです。

せっかくインデックス投資をしているのであれば、ただ放置するのではなく、ついでに経済の勉強もしないともったいないというのが私の考えです。実際に投資していると、お金に対する感度が高くなるので、こういう知識が身につきやすくなるんですよね。

繰り返しになりますが、世界は戦っているし、サラリーマンも直接的、間接的に参戦しています。そう言う意味でも、サラリーマン生活は、厳しいのであります。

こういう目で見ると、「誰が勝っても負けてもその切磋琢磨による成果だけを享受しちゃおう」というインデックスファンドのバイ・アンド・ホールド作戦の持つありがたみをあらためて実感することができるかもしれません。

拙著へのご書評ありがとうございます!

たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。

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