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2018年7月 4日 (水)

『楽天・バンガード・ファンド』シリーズのバランス・ファンドは、3商品の追加を発表

楽天バンガードさんからお知らせです。非常に面白いファンドが出てきました。

どんなファンドかというと?

こんな↓資産配分のバランスファンドです。

Rakutenbalancedfunds 

  • 全世界株式(FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス)
  • 投資適格債券(グローバル債券)(ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックス)|

を組み合わせただけという極めてシンプルな構造です。リスク選好度に合わせて、3つのパターンがあります。

「いまさらバランスファンド?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、このファンド、ひと味違います。人気のバンガードのファンドがパーツということもありますが、

 グローバル債券クラスが、為替ヘッジあり

なんです。

ありそうでなかったバランスファンド

特に注目したいのが、バランス均等型という、株式:債券 = 1:1のタイプ。これ、セゾンバンガードグローバルバランスファンドを彷彿とさせます。そのセゾンバンガードは、手放しではオススメできない課題を持っていました。私が考えるにそれは2つあります。

  • 信託報酬率が昨今のインデックス系ファンドの水準としては高い。
  • 低リスクを標榜するバランスファンドなのに為替リスクが大きすぎる。

問題は、2番目です。

為替ヘッジ無しの外国債券クラスは、為替リスクの占める割合が大きいのです。ほとんど為替リスクといってもいいくらいです。たとえば、極端に円高が進むと、債券クラスの大きいとは言えない期待リターンは一発ですっ飛びます。(逆もありますが)このことが、低リスク型のバランスファンドが本来持つべき性質とどうにも相性が悪いように私には思えるのです。

ところが、今回のファンドは、このあたりが解決します。

  • 外債部分のみ為替ヘッジしていて、過剰な為替リスクを避けられる。
  • 納得の低コスト(信託報酬率が、0.2%台のもよう。アウターガイさんのブログによるEDINET情報)

今回のファンド、外債部分を為替ヘッジしつつも超ローコストという、「ありそうでなかったバランスファンド」なんですよね。

あとは、

  • 外債部分を為替ヘッジありにしたことで、セゾンバンガードと直接は競合しない

とも言えます。お兄さんファンドに敬意を表した格好です。

為替ヘッジの注意点

注意点もあります。

  • 為替ヘッジした外国債券は、ほとんど日本債券みたいなもの。
  • 為替ヘッジコストが内包されてしまう。日本の金利が低い現状では、マイナス成分。

こんなことを考えると、「全世界株式と無リスク資産の組合せで自力リバランス」という作戦の方が、トータルコストを考えたりすると、オーソドックスにも思えます。ただ、今はゼロ金利という異常状態だから、そう思うだけなのかもしれません。一般論としては(つまり長期的に見れば)、株式と債券の分散は重要です。

私としては、ウェルズリーインカムファンドの代替ファンドとして楽天インデックスバランスファンド(均等型)を使って、ウェルズリーインカムファンドのためだけにあるマネックス証券の口座を整理しちゃおうかな、と思ったりもしました。

楽天バンガード・チームの新たな提案に拍手したいと思います。

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