半分くらい合理的
うえぞん(ヘッド100%)さんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
「庶民目線」「サラリーマン目線」の本
ヘッド100%さんは、これまでも、一般庶民が書いた本を見ていらっしゃったそうですが、「たいていは立ち読みで済ます」ところを、拙著を手にとってご購入くださったそうです。
パフェット本等では決して学べない、庶民目線、サラリーマン目線で書かれている為、とても共感できました。
ありがとうございます。
「庶民目線」「サラリーマン目線」。ここに、当ブログを運営するスタンスがあるのは、ブログ始まって13年。変わっていません。「サラリーマンは投資信託で長期投資」。これこそが当ブログ、ひいては、拙著「世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資始めました」の大きなコンセプトです。
ブログを始めた頃は、私の投資先は、「インデックスファンド」「アクティブファンド」「個別株」といろいろあったのですが、長期投資の風雪に耐えたのが、私の場合、「インデックスファンド」だけだったということなのでした。
半分くらい合理的
理論的に考えると、もっとも合理的な長期投資の方法は、たとえば、1〜3ヶ月の生活費を除いて、100%株式、フルインベスト状態にすることです。また、資金投入も分割ではなく一括投資です。長期の運用利率の平均回帰を信じるなら、長期的にはその方がお金が増えます。
しかし、このプロフェッショナルで合理的な考え方には、課題があります。これ、
普通の人には「精神的に」無理。
なのです。(ここでいう普通の人とは、私のことです。あしからず。)
そこで、私が私なりのフィット感で実施してきたのが、リスク資産と無リスク資産の比率を1:1にする「カウチポテトポートフォリオ」であり、何にも考えずに積み立てる「サラリーマンはドルコスト」だったわけです。
「半分くらい合理的」。そんな投資。これこそが、私の距離感なのでした。
「庶民=預金」とか「保険>投資」という20世紀ニッポンの幻想にいまだとらわれている人も多いのが現状です。まずは、「隗より始めよ」だと私は思うのです。そんな想いでしたためた拙著でした。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
コメント
記事を取り上げて頂きありがとうございました。
一般の方が体験され一般向けに書かれた、普通の投資本がこれからもっと普及して認知されていけば良いなと思ってます。
バフェット関連本では決して学ぶことのできない領域があると思うからです。
チャンスがあれば、お会いして話を聞かせて頂きたいです。
これからもどうそよろしくお願いします。
投稿: ヘッド100%(うえぞん) | 2018年6月19日 (火) 22時29分
> ヘッド100%(うえぞん)様
コメントありがとうございます。
>一般の方が体験され一般向け
本は、出版社さんの企画次第ですよねー。
ですが、たとえば、私のブログの右側のリンクのブログを見ると、いろんな考え方があるのがわかります。ネットだけではなく、投信ブロガーが選ぶFund of the Year の発表会、金融庁さんのイベント、直近では、インデックス投資ナイトなどに行っても同様です。最近の私は、よく、こういうイベントに出没しているので、もしかしたら、お会いすることがあるかもしれませんね。その節は、どうぞよろしくお願いします。
投稿: NightWalker | 2018年6月19日 (火) 23時34分