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2018年5月 5日 (土)

50歳くらいのアーリーリタイアがリーズナブルな5つの理由

50歳でアーリーリタイアというのは遅いと考えている若い人も多いですが、50歳くらいのアーリーリタイアって、案外リーズナブルなのかもしれません。(私は、突発的に結果としてそうなっちゃいましたが)

理由を5つほど考えて見ました。

その1 年金のもらえる額が最適化される

賃金カーブ上、50歳近辺で年収のピークを迎えますので、ここまでふんばれば、それなりに厚生年金の報酬比例部分が大きくなります。長く働けば働くほどもらえる年金は増えますが、ここらあたりが、一つの分岐点であるように感じます。(個人差が大きくあります)

もう一つ重大なポイントは、遺族厚生年金をもらうためには、25年以上、掛けていないともらえないことです。(tannerさんのコメントいただきましたが、遺族厚生年金の支給要件は老齢年金(厚生+国民年金の合算)の受給資格期間が25年。)現役大学卒で22歳で就職したら47歳、現役大学院卒で24歳で就職したら49歳くらいが境界線です。(遺族厚生年金(受給要件・支給開始時期・計算方法))厚生年金は、10年でもらえるようなりましたけど、注意すべき点もあります。

その2 お金を作る時間がある

これは大きいです。たとえば、30歳くらいで一念発起したとしても、50歳までなら、20年くらいあります。

40歳でアーリーリタイアをしようとすると、ある程度「リスキーな投資」をしたり、「骨の折れる投資」をしなければ難しいと考えます。リスキーな投資の場合、失敗すると40歳どころか、50歳でも難しくなる危険性はありますし、「骨の折れる投資」の場合、そもそも「骨の折れること」をしたくないからアーリーリタイアしたいはずなのになんだか矛盾します。40歳アーリーリタイアで、一番いいのは、夫婦揃ってきちんと収入があり、普通の生活水準だった場合。これだと、力技(ちからわざ)でなんとかなるかもしれません。でも、これも簡単そうで簡単ではありません。

その3 会社を辞めやすい

はっきり言って、オーバー50は、リストラ世代。人にもよりますが「老兵は消え去るのみ」式で辞めるのも抵抗が少ないことが予想されます。ちなみに、私は,会社から引導を渡され、なんの問題もなく退職しました。(ひゅぅぅぅー)

その4 必要なお金が少なくなる

労働者としての残り時間も短くなりますし、子育ても終わり、人生でお金を使うときの峠も越えます。

感覚的ではありますが、定年まで、残り10年とか100ヶ月くらいになると、見通しも良くなります。

その2とその4の観点から、資産運用面でもインデックス投資との相性がいいかもしれません。

その5 50歳は意外と若い

若いときには、これがわからないんだなあ。少なくとも、私はわかりませんでした。

実は、今、私が戻りたい年齢があるとしたら、40代後半〜50歳くらいなんです。つい最近なんですけど(笑)。いろんな知見や人脈があって、体力は意外と残っていて生きるための智恵もそれなりに身に付いている、という理想的な状態なんですよ。価値観にもよるわけですけど私はそう感じます。いまや人生100年時代ですから、50歳は、まだ折り返し。

50歳がまだ若いということと社会のシステムとのギャップがいくつかあって、それが苦労の発端である一方で、アーリーリタイアのための黄金の羽根でもあるわけです。ここに気が付けるかどうかは、割と大切です。

以上、無計画かつ突発的にアーリーリタイアした私の感想でした。

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コメント

いつも示唆に富むエントリーで興味深く読ませて頂いております。1点、あれっと思いましたので、コメントさせて頂きます。

>もう一つ重大なポイントは、遺族厚生年金をもらうためには、25年以上、掛けていないともらえないことです。

この部分について、遺族厚生年金の支給要件は老齢年金(厚生+国民年金の合算)の受給資格期間が25年とのことです(基礎年金受給資格期間の10年への変更に伴って、条件が変更された可能性もあったので、一応国民年金機構に確認しました。)

なので、会社勤めを25年待たずにリタイアした場合も、国民年金への切替をしっかりしておけば、厚生+国民の合算で25年後には、遺族厚生年金はおそらく受給出来るはずです。
なので、30代、40代でのリタイアへの妨げにはならないのではないかと思いました(もちろん払い込み期間が短いので受給額はその分減りますが)

むしろ大きな問題は、25年を待たずに死亡した場合で、厚生年金の被保険期間中(つまり会社員の間)ならば当然、遺族厚生年金の対象ですが、いったん辞めてしまうと、合算で25年経過するまで、遺族厚生年金の対象にならないことだと思います。
つまり、約50歳まで生きる自信がなければ会社員を辞めるな、ということですね(笑)。

上記をご理解の上でのアドバイスかもしれませんが、読者側からは誤って理解されることもあるかと思い、念のためのコメントさせて頂きました。

※尚、上記はあくまで個人で調べたことなので、正確な情報は社会保険労務士やCFPなどの専門家に相談するのが一番だと思います。

それでは、今後も興味深いエントリーを楽しみにしています!

投稿: tanner | 2018年5月 8日 (火) 10時59分

tanner様
>遺族厚生年金の支給要件は老齢年金(厚生+国民年金の合算)の受給資格期間が25年
たしかにそうですね。記事に注記を追加いたしました。死んだときに厚生年金に加入してないとアウトですね。
ご指摘ありがとうございました。これからもどうぞ、当ブログをよろしくお願いいたします。

投稿: NightWalker | 2018年5月 9日 (水) 10時44分

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