公的年金を少しでも増やす
日経、田村さんです。「公的制度をフル活用して長寿化に備える動きが始まっている」とのこと。田村さん、良い記事書くなー。ホント、良記事です。
長生きリスクの対策は、まず年金
終身でもらえインフレにもある程度対応する公的年金は人生100年時代の最大の支え。公的制度をフル活用して長寿化に備える動きが始まっている。予想25万人に対し、実際は1.5倍の37万人――。社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の年金部会などで開示されたこの数字に委員が驚いた。厚生年金に関する2016年秋の制度改正を受け、厚生年金に加入することを選んだパート主婦など短時間労働者の昨年末時点の人数だ。
一時は、「年金はダメ」と言ってみるのが訳知り顔の知識人のトレンドでしたが、実利を重んずる庶民の潮流は変わっているもようです。
厚生年金の良さは、とにかく「終身であること」です。
年金の将来を庶民が疑ってもしょうがない
長期の株式保有の根拠に「人間の成長意欲による株式価値の自己増殖」が上げられますが、それと同じく、社会の制度も改善され続けるのではないでしょうか。人間って、ダメなら改善するのが大好きなのです。
というわけで、きっちり年金は払い、そこそこにDCなどで蓄財する、という、つつましい態度が庶民には向いていると私は考えます。それに、国家が滅亡するようなブラックスワン的な事態になれば、年金以前に命が危ないわけですから、心配するにしても方向が違うはずです。
我が家の場合
我が家では、私、「厚生年金の大事さ」を日々訴え続けておりました。
パートで働く我が家の妻も、私がアーリーリタイアしちゃったこともあって、心置きなく厚生年金を納めています。(本人は、やりがいを持って働いていますので誤解ありませんよう。)
「立ってるモノは親でも使え、役立つ制度は余さず使え」
なのであります。そんな私が、アーリーリタイアできた根拠の一つが、年金制度をきっちり使い切ることなのでもありました。
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