アーリーリタイアとリストラ・リスク
アーリーリタイアには、二つのパターンがあります。ひとつは、自主的な要因、もうひとつは外部要因。早い話、リストラです。私は後者です。
リストラが発生する要因
リストラが発生するパターンを考えて見ました。個人的な要因を除くと次の2つのケースがあります。
- 会社の経営が苦しくなった。
- 会社の構造的な問題
私は、推定ですが、後者です。会社の構造的な問題というのは、
- 終身雇用の慣行は残り、アラフィフくらいで人件費がピークを迎える
- 人件費の構造は、ピラミッド型にしないと効率が悪い。
- 20世紀後半の日本と違って全体のパイは増えない。行き先はない。
というわけで、これまた、早い話、余っちゃうわけです。
私の選択
ここで、選択肢は、3つあります。
(1)ふんばる
(2)転職する
(3)リタイアする
私の場合は、3番目を選びました。
資産形成は、時に思いもよらないことで役に立つ
資産形成の目的は、リタイア後の不足資金を作るため、というストーリーが一般的ですが、私のように、結果的に「少し早いリタイア後の資金を作るためだった」となっちゃうケースもあります。これ以外にも、人生思いもよらないことが起きます。(あるいは、なんとなく思ってはいたが、意識の隅の方へ追いやられていたみたいな要因があります)
いずれにしても、アラフィフになってからの転身は、険しいものがあります。私としては、(3)を選べる状態を作って置くが、(1)(2)を選ぶというのが、普通はいいと思ってます。でも、私は普通じゃなかったんですよね。自分でもあんまり気が付いていませんでしたが。まあ、そう言う意味でも、思いもよらないことでもありました。
コメント
日本では年齢による差別が横行しているので40歳過ぎて、会社が傾いたら、もうどにもならないと感じています。
一旦、会社を追い出されたら、もう二度と同じ給与での再就職は叶わないでしょう。
これからは、誰でも早くから投資で資産形成を目指し、40歳くらいで3000万円超の資産を作らないと生きていけない時代なんじゃないかと思っています。
投稿: 見知らぬ男 | 2018年5月22日 (火) 07時10分
>見知らぬ男様
コメントありがとうございます。
会社に依存しない力は、まずは、個人的な能力とキャリア設計だとは思います。ただ、バックアッププランとしての資産形成は重要ですね。
投稿: NightWalker | 2018年5月22日 (火) 08時46分