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2018年4月28日 (土)

二つの投資と二つのプロセス

投資には、二つのタイプがあります。

二つの投資家

それは、

(1)超過収益を狙う投資
(2)超過収益は狙わない投資

後者が、インデックス投資家です。

(1)派もいれば、(2)派もいますし、両刀使い、(1)と(2)のハイブリッド派もいます。

 

二つのプロセス

それぞれに至るプロセスも二つあります。

(1)→(2)と(2)→(1)。

私は、(1)→(2)です。最初は、個別株投資しか投資の方法を知らなかったのです。20年くらい前の話です。ただ、スマートベータ系のETFやウェルズリーインカムファンドをしつこく持ってたりするので、弱いハイブリッド派なのかな。

あと、これから増えてくるんじゃないかなと思っているのが、(2)インデックス投資から入って、(1)も始め出す人(結果としてハイブリッド派)です。

私は、逆の方向をたどってますけど、超過収益を狙うこと自体は、悪いことじゃないと思うんです。問題はその手法です。

いい会社を選んでバイアンドホールドし、その会社が収益を得るなり社会貢献なりを果たせば、配当、あるいは企業価値の向上というかたちで、リターンを期待することができます。ここは、インデックス投資も同じです。インデックス投資は、市場の投資判断結果をまるごともらってくるという、少々、虫のいい手法ではありますが、言い換えるなら、判断力を持たない人が海千山千のプロに立ち向かえる唯一の手法でもあります。

このことを理解するためには、やはり、一度くらいは、こんな本を読んでおいても良いかもしれません。

ビジネスマンとしては、取引先企業の調査というシーンが良く出てくると思うので、個別株投資しなくても、ここに出てくるような会社知識は役に立ちます。(今は、ネットでさくっと調べることができると言ってしまえばそれまでですが)

余談

ちょっと話題になっているのが、こちら↓

直販の日程は決まっていないと述べた上で、日本での従業員を増やしたことを明らかにした。

バンガードが、いまさら直販するとしても、インデックスファンドはもう国産で大丈夫な感じだし、マーケットメイク制度導入に乗じての米国上場ETFの東証上場(これも、いまさら)か、はたまたローコストのアクティブファンドの投入(つまり、私としては、ウェルズリーインカムファンドの復活)あたりなんでしょうか。

重要なのは、アットコスト(企業収益に見合った適正コスト)なバンガードがコストそのものである従業員を増やしたことです。

従業員増やしたのに、有価証券届出書を出すのを止めちゃって、ウェルズリーインカムファンドのマネックス証券での販売を止めちゃったくらいなので、私の(マニアックな)期待は、またしても、露と消えるのかなあ・・・。

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コメント

僕の場合は
(1)→(2)→(1)+(2)
ですね。
当初は個別株運用で途中からインデックスに傾倒し、最近はまた個別株投資もからめています。
ハイブリッド投資だと大きく下がった時に多めに買い足せるんですよね、現金比率のコントロールが重要になりますが。

投稿: 招き猫の右手 | 2018年4月28日 (土) 10時04分

>招き猫の右手 様
コメントありがとうございます。
>現金比率のコントロール
アーリーリタイアすると、ここが安定的な比率になるのと同時に心の余裕ができるような気がします。今、買わなきゃと言うような強迫観念はなく、5年とか10年に一度の買い場(と自分が思える)時にだけ買えばいいやみたいな。私は、それすら、めんどくさくなっちゃいましたが(笑)。

投稿: NightWalker | 2018年4月28日 (土) 11時04分

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