資産活用期になっても資産運用の仕方は変わらない
マネー研究所さんです。
記事から、いくつかピックアップしてみます。
- 「65歳までにいくらためる」という考え方自体、見直す必要がありそう
- 会社にしがみつかなくても、「起業」という道もある。
- iDeCoは基本的に60歳までしか運用することができません。つみたてNISAは、年齢の上限がない
- 65歳を過ぎても収入があれば、その一部を投資していけばいい
- その循環がうまくいけば極端な話、65歳の時点で貯蓄が少なくても大丈夫
大いに共感するところがあります。
資産活用期になっても資産運用の仕方は変わらない
長期投資の資産運用って、資産活用世代になっても、ただ、資金流入がプラスかマイナスかだけでやっていることは一緒なんです。
しかも、資金流入は、現役時代プラス、老後はマイナス、というようなステレオタイプじゃないんですよね。強いて言うなら、現役時代は、総じてプラス、老後は総じてマイナスぐらい。
私の場合で言えば、こんな感じです。
(1)現役時代、資金流入はプラスかマイナス
(2)仙人生活時代(今)資金流入はプラスかマイナス
(3)年金受給時代 資金流入はプラスかマイナス(たまにはプラス)
現役時代も、使うときは使うので資金流入がマイナスになることは当然あります。
今、現在は、生活防衛資金を取り崩すというスタイルなので、リスク資産の方は、マイナスにはならず、むしろプラスです。ある意味人生最強のストロングホールド時代。全体としてみれば、マイナスです。
年金受給時代も年金を全部使わなければ、資金流入はプラスになっちゃうかもしれませんが、それはあんまりなので計画的なご利用はすると思われます。
老後という考え方はなくなる?
これまでの人生設計というのは、(1)現役時代(2)老後 という2フェーズだったわけですが、その境目が段々薄れていくのではないかという気もしています。
アーリーリタイアして気が付いたんですけど、私って、すでに、会社をリタイアしています。じゃあ、今、仙人化と老化は進んでますけど、老後かと言われるとそういうわけでもありません。このまま行くと、年金を受給するようになったとしても、老後かというとそんな気分にならないような?
老後っていつなんだ。
コメント
今後は、確実に老後は無くなっていくでしょう。
年金財源は枯渇していくので、支給開始年齢は容赦なく引き上げられていくでしょう。
50代でリストラによる失業、役職定年という給与削減による老後資金の減少。
そうでなくても35年の住宅ローンなど組んでいたら、経済的に苦しいので70歳を超えても嫌でも働かざるを得ないでしょう。
健康寿命を使い切って、動けなくなったときが老後になるのかもしれません。
投稿: 見知らぬ男 | 2018年4月 8日 (日) 20時30分
見知らぬ男様
コメントありがとうございます。
現在の政府の動きを見ている限り、そこまで単純ではなく、おそらく多様性の中で消化されていく問題に見えます。過剰に社会のせいにできた時代が終わりつつあるだけです。
リストラされたからと言って、一概に不幸になるとも言えませんし。人によって、いろいろな人生がある時代ということではないでしょうか。
健康寿命が終わったときが老後であるというのは、たしかにそうかもしれません。
投稿: NightWalker | 2018年4月 8日 (日) 21時52分