アーリーリタイアに必要なお金に関する3年目の実感
そういえば、アーリーリタイアを決断してから、早いもので3年になります。(決断の半年後の2015年10月にリタイアしました。)
アーリーリタイアに必要なお金ですが、実際にアーリーリタイアしてみて感じたことが二つあります。
その1 収入ゼロだと思ったら、そうでもなかった。
たとえば、私のこの3年を見てみると、大きな収入と言えば、
- 雇用保険
- ちょっと働いた(再修行)
総じて見れば、アーリーリタイアと言うより、セミリタイア状態だったわけです。
あと、忘れてはならないのが、
- 妻は働いていた。
二馬力体制は、やはり、底力があります。
その2 思ったほど支出がなかった
予備費として考えていた費用ですけど、これは、予備のまんまです。
これは、私が手堅すぎたのかもしれませんが、働くのを止めたことに連動して減った支出の影響は、それなりに大きかったということでもあります。
よく、4%ルールで取り崩して、今の生活費が400万円だから1億円必要、という計算があります。アラフォーくらいの時は、働き盛りかつ行動も活発ですから、インプット条件が高めで、こういう計算になりがちなんですけど、働くの止めると、働き盛りのころの支出より、がくんと減るんですよね。
「なんでアーリーリタイアするのか?」ということとのトレードオフは重要です。時間はどんどん経っていきます。10年なんてあっという間です。
アーリーリタイアをオススメしていない私ですが、アーリーリタイアのハードルは世間が(=かつての私が)思っているよりは低い、というのがなんとなくの実感なのです。この辺についての考察は、もう少し、考えてみたいと思っています。
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