私の心のオススメの本2冊 2018
先日のつみフェス2018では、初めての投資!おススメの一冊ベスト10というランキングがありましたね。
そのベスト10にはありませんが、私としてのオススメというか好きな本が、2冊ありますのでご紹介してみたいと思います。古くからの当ブログの読者のみなさまにとっては、おなじみの2冊です。
その1 貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵 2006/4 北村 慶 (著)
いまだにこの本は傑作だと思うのです。でも、絶版です。
著者の北村さんは、金融業界の人です。ですので、専門知識を庶民の立場に立ってわかりやすく説明するというスタイルです。奇をてらった表現ではなく、ストレートかつ平易。最近では、ベータという言葉を入れている初心者向けの本というのは見かけない気がします。こういう王道路線の本がまた出ないかなあ、なんて思ったりすることもあります。
<ご参考エントリー>
その2 臆病者のための株入門 2006/4 橘 玲 (著)
この本は、北村さんのように金融業界ではなく、非金融業界の人である橘さんが、一見、斜に構えたような視点に見えますが、正攻法なインデックスファンドによる世界分散投資をオススメしている本です。
<ご参考エントリー>
以上、ちょっと古くて、先日のベスト10投票では、投票できなかった2冊をご紹介してみました。
この2冊が出版されたのは10年以上前ですけど、書いてあることの正しさは、今も全く同じです。それが、この2冊の良さであり、インデックスファンドによる長期投資の強みでもあるのです。
コメント
最初の頃から拝見しております。
いつも拝見するばかりですが、本当に同感で、ついコメントを書いてしまいました。北村さんの「貧乏人のデイトレ...」に続く「大人の投資入門」も良い書籍だと思いますが、もう10年前になります。本当に、こういう王道路線の本がまた出ないかなあ、と思いますね。
投稿: しば15 | 2018年4月29日 (日) 21時54分
>しば15様
コメントありがとうございます。長年、ご購読いただき恐縮です。
「大人の投資入門」もいい本でしたね。ジャーナリストでもなく、評論家でもない、専門家だからこそ書ける中身を持った本ですよね。変に斜に構えてたりもせず、けんかを売るわけでもない。そういう姿勢こそ、エバーグリーンな長期投資の語り部として最良だと思うのです。
投稿: NightWalker | 2018年4月29日 (日) 22時28分