新入社員のみなさまへ 2018
全国の新入社員のみなさまおめでとうございます!
いまや、新入社員=ムスコ世代。そんな私ですが、今年も、新入社員の心得を昨年のエントリーをベースにアップデートしておきたいと思います。今年は、その1とその3が追加です。
その1 給与明細の見方を覚えましょう
今年から、この項目を1番目に書くことにしました。給与明細を見てくださいというお話です。何が、給料から引かれているかを覚えましょう。
- 所得税(源泉徴収)
- 住民税(これは初年度は引かれませんが、翌年から前年分がかかるようになります)
- 厚生年金
- 健康保険・介護保険
ぜひ、ネットで調べて、勉強してみてください。特に厚生年金と健康保険はチェックしましょう。民間の生命保険と医療保険が必要ない理由がここにあります(その5参照)。すでに、それなりの金額を支払ってしっかりした保険に入ってしまっていることに気が付いてもらえるとうれしいです。
その2 貯金しましょう
貯金とは習慣です。ここが、お金に関するすべての基点になります。
収入の1割〜2割がメドです。
その3 つみたてNISAを考えてみましょう
もちろん貯金だけでもよいですが、今年から、つみたてNISAというすごく良い制度ができました。この制度を活用してちょっとだけ積み立て投資をしてもいいかもしれません。つみたてNISAのいいところは、iDeCoと違って、口座管理手数料がかからないことと、本当にいざとなったら、使えることです。ポイントが一つあります。それは、最初は、
忘れるぐらいの金額にすること
です。
そして、これを契機に経済の知識を少しずつ吸収しましょう。
その4 確定拠出年金に入りましょう
確定拠出年金に入りますか?と会社に聞かれたら、迷わずイエスです。そして、商品は、迷わずインデックスファンドにしておきましょう。
とっかかりとしては、老後の心配などということより、資本主義社会の根幹である投資をこの制度を通じて体感するぐらいに考えてもいいと思います。
その5 生命保険は要りません
いきなり結婚して子どもができちゃったという場合などを除き、生命保険も医療保険も入る必要はありません。その分、蓄財に回しましょう。ただし、車を持っているなどの場合、当たり前ですけど。損保は必須です。
その6 ローンはやめましょう
クレジットカードは、いまや学生さんでも持っている時代ですが、社会人になっても、当然、リボルビング払いはもってのほかです。クレジットカードは、翌月一括払いだけを利用しましょう。
こんなところです。
投資は、ほどほどの期待リターンでも、若いみなさん自身は、大きな期待リターンを持ってます。自らの意思で必死にやったことやコツコツ積み上げたことは必ずや報われます。
新社会人のみなさまのこれからの人生がすばらしいものになりますよう祈念しております。
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