アクティブ運用10年で明暗―国内大型株、超低コストなら“勝率9割”
モーニングスターさんです。
アクティブファンドもコストが安いと強い?
モーニングスターさんの分析がこちら↓
- 1年のリターンは、コストが平均的でも強い
- 3〜5年のリターンでは、コストの相関は感じられない
- 10年のリターンではコストの安いファンドがすごく強い
アクティブファンドも、長期になるとコストの影響が累積しているせいなのかもしれませんし、生存バイアスなのかもしれません。
アクティブファンドを選択するときの課題
アクティブファンドを選択するときの課題も、ここからなんとなく浮かび上がります。まあ、再整理という感じですけど、
- コストの安いファンドのうち、10年後も生き残るファンドはどれか?
- さらに、そのうちインデックスに勝つファンドはどれか?
これが、わからないわけです。ひとつの考え方として、モーニングスターは、こんなスクリーニングもしています。
低コスト上位5%の“超低コスト”ファンドまで絞り込むと、12本中11本がTOPIX(配当込)を上回っており、勝率は92%とさらに高まる。
「低コスト上位5%」なかなかのハイレベルです。
また、このモーニングスターさんの分析にはありませんが、アクティブファンドの問題は、運用期間20年、30年の場合だと私は考えます。ここまで行くと、生き残るファンドは、数10本のレベルになりますからね。
<ご参考エントリー>
わかったら、いいんですけどね。
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