アーリーリタイアすることを最優先にできるか?
日経マネー研究所さんです。このパターンの質問は、何度も繰り返されるわけですが、本記事を読んで私のオツムも、少し整理できたのでちょっと書いてみます。
アーリーリタイアすることを最優先にできるか?
Q.40歳で1億円あります。アーリーリタイアできますか?
A.やりようによってはできますが、あなたには無理です。
自分で将来のキャッシュフローを計算できない人は、お金がいくらあっても、人生自体の自己責任度が高くなるアーリーリタイアはできないと思います。危険です。以前も同じテーマを書いたとき書きましたが、FPさんに相談している時点で終了です。というか、アーリーリタイアした人でFPさんに相談したって人はどのくらいいるんでしょうか。
- そもそも家計管理能力があるか?(支出を抑制できるか)
- 資産運用能力があるか?
- 社会保険(年金など)、税制などの知識はあるか?
- いざというときの副収入源(副業やその意欲)はあるか?
この辺ですかね。
たとえばこのケース。お金を運用しなかったとしても、月15万円で生活する能力があればかなり楽に実現できます。月20万円の生活でもなんとかいけるかどうかと言うところです。どうやったらできるかは、自分で考えるしかありません。
アーリーリタイアすることを最優先して他を犠牲にする覚悟はあるか? お金のことを自分のオツムで考えられるか?ってことなんですね。
50歳を超えると・・・
本記事は、最終的には「51歳になったらできるようになるかもしれません」というアドバイスでした。私自身もそうでしたが、50歳を超えると だいぶ風景が変わります。特に、定年まで100ヶ月を切った当たりとか、年金受給開始まで100ヶ月を切ったあたりになると、人生のもろもろの可能性の方も哀しいかな消えて行き、見通しも良くなるわけです。
このかたには、ぜひ、この機会につみたてNISAでも始めてもらって、それまでにはお金の管理力を身に付けて欲しいなあ,と思ったりもします。
そうしたら、アーリーリタイアの前倒しができるかもしれませんね。
コメント