アーリーリタイア後に備えた人脈作り
よく、幸せな老後を築くために必要なこととして、老後の人脈作りを挙げる人がいます。
「人脈作り」に感じるちょっとした違和感
これには,ちょっと違和感を感じることが、あります。
それはですね。
人脈作りって言葉が、仕事っぽい
からです。
私が、アーリーリタイアしても、なんとか楽しくやれている理由のひとつに、社外のコミュニティ活動があったのですが、やはり、ここでもそういう「仕事オーラ」を感じることがたまにあります。目的が、そのコミュニティで活動することそのものではなく、それこそ「人脈作り」に象徴されるある種の義務感を持ったものにも見えちゃったりするんです。
リタイア後を考えて社外の活動をするなら
(アーリー)リタイア後を考えた社外の活動をするときの心構えとしては、
単純に楽しいからやる、やり続ける
これに尽きると私は思います。
そもそも、楽しくないと活動が長続きしません。実は、長期投資もそうなのかもしれません。「楽しい」ということは大切です。
アーリーリタイアに限らず、リタイア後は、自分のやりたいことをやれば良く、仕事よろしく、コミュニティに対する活動を義務感を持ってやるみたいなのは、ちょっと違うような気もするんです。(もちろん、参加する以上、なんらかの貢献は必要です。)
楽しくて夢中になっていると、その姿に惹かれて人が集まってきて、自動的に人脈はできます。その後の新たな活動にも知らぬ間に繋がっていきます(これは実感)。一方、人脈作りを先に考えて活動していると妙なオーラがにじみ出てしまい、逆に人脈が逃げて行ってしまうような気もするんです。
イソップ物語の「アリとキリギリス」で言えば、現役時代は「アリさん」でリタイアしたら「キリギリス」っていうのが、一つの理想かもしれませんが、「キリギリス力」は、そう簡単にはできません。いきなり、キリギリスさんにはなれないのです。
一生、うたって遊んで暮らすのだって立派な能力なのだ、と思うアーリーリタイア後の私でした。
コメント
> いきなり、キリギリスさんにはなれないのです。
これ、本当にそう思います。
昔、何かのテレビ番組で、受験勉強ばかりしていた小学生が、インタビューで「遊び方が分からない」と答え、大人が遊び方を教えているなんてものを見たことがありました。
遊ぶとか楽しむというものも、自然にできることではなく、訓練というか、スキルとして身につける練習が必要なものなんだと感じています。
投稿: 見知らぬ男 | 2018年3月21日 (水) 10時48分
>見知らぬ男様
コメントありがとうございます。
やりたいことがあるのなら、リタイア後なんて待たずに、ちょっとだけでいいので始めた方が「吉」ですよね。
投稿: NightWalker | 2018年3月22日 (木) 00時53分