こんなバランスファンドがあったら買ってしまうかもしれない 2018
「これでもかー」的な攻勢をかけてくるeMAXIS Slim シリーズ、とうとう出ます、日本株:先進国株:新興国株 =1:1:1。
4/3設定です。信託報酬も0.142%(税抜)とかなりの低水準です。信託報酬低減の仕組みも入っていて、500億円を超えた分は,0.137%(税抜)、1000億円を超えた分は、0.132%(税抜)と少しずつ下げる構造。腹をくくっちゃいましたねー。
取扱いは、まずは、おなじみSBI証券と楽天証券。
いきなり余談ですが、やっぱり、これから口座開設するなら、上記2証券が、無難かつお得な感じです。
こんなバランスファンドがあったら買ってしまうかもしれない 2018
1年半前の
というエントリーでは、
(1)日本株:先進国株 = 1:1
(2)GPIFの基本ポートフォリオと同じ
が欲しいというようなことを書いてました。マニアックすぎて?、ニーズはないのかなあ。
今回できたのが、
(3)日本株:先進国株:新興国株 =1:1:1
です。これ、人気の出る組合せになるんじゃないですかね。それが一本で実現できるわけです。信託報酬もバラ買いと遜色のない水準です。
あとは、見当たらないですが、
(4)日本株:先進国株:新興国株 =1:8:1
または、日本株:外国株(ACWI除く日本)=1:9
(ただし、1年に1回くらい、その時の時価総額で見直す)
みたいなバランスファンドがあれば、多くのニーズを満たすことができるのではないでしょうか。というか、国内勢が、楽天VTを迎え撃つには、もはや、この手しかないと思います。
株式しかないバランスファンドはつみたてNISA向き
上記、2018アップデート含めた私のバランスファンド願望のうち、(1)(3)(4)のポイントは、株式しかないバランスファンドであることです。いわば、株式の「折り詰め弁当」。
つみたてNISAの場合、長期の節税効果を考えるなら、期待リターンの高い「株式クラス」だけにした方が合理的と考えられます。
債券クラスは、普通に貯金や個人向け国債でも良いですし、外国債券クラスであれば、為替ヘッジありのETFを活用する作戦も考えられます。(外国債券の場合、リスクのほとんどが為替リスクになってしまうため、買うなら為替ヘッジコストを承知の上で、為替ヘッジありがいいと最近の私は考えてます。)
ムスコのつみたてNISAの候補になるかも
ムスコのつみたてNISAは、今は、「日本株:外国株(野村つみたて外国株投信)=1:2」ですが、外国株部分を割り切って、この新登場のファンド1本でも良いかな、と感じました。信託報酬はこの方が安くなっちゃいますしね。私の楽天VT毎日100円つみたても、このファンドにしちゃおうかしら。どうせ、投信ブロガーとしての趣味で買ってるだけだし。
それにしても、冒頭でも書きましたが「腹をくくりました」状態の信託報酬ですよね。もう、何がライバルなのかよくわからなくなりました。
コメント
僕も便乗しまして、
日本:日本除く全世界株 = 1:1
というのは、いかがでしょうか?
とか言ってたら、きりがないですかね 汗
自分でやればいいのですが、やっぱり自動の方がいいです (^^;
今は日本を入れずに全自動にしております・・・
投稿: binboinvest | 2018年3月19日 (月) 00時48分
>binboinvest様
コメントありがとうございます。
きりがないといえばきりがない(笑)。
いずれにしても1本で大丈夫というソリューションはあると便利です。
投稿: NightWalker | 2018年3月19日 (月) 10時56分