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2018年3月24日 (土)

長期投資家と日経平均の買い場について 2018/3

先日、「最近の日経平均,どう思いますか?今、買い時でしょうか?」と言うような雑談をしました。

長期投資は「いつの間にか買い場」

私の答えは、いつも決まって、

 「たんたんと買うしかないんじゃないの」

です。私は「たんたん系長期投資家」なのです。

長期投資は「いつの間にか買い場」です。単にドルコストし続け、リバランスの分だけ多く買ったりする、という機械的な行動の結果、知らない間に買い場に遭遇してしまっているのです。「ああ、あのときが買い場だったんだなあ」「買い場に仕込めたんだなあ」と、あとになってひょっとしたら思えるかも、と言う話です。

あえて買い場を考えるなら?

でも、あえて、買い場を判断する基準を考えるとしたら、こんな感じでしょうか。

(1)資産配分のリスク資産比率が低下して、リバランス条件が発動した。

長期投資家にとっての割安割高は、リスク資産の比率です。

(2)最低1シグマ以上、できれば、2シグマくらい株価が下落した。

最近の日経平均株価と年次リターンの推移をグラフにしてみました。

20180324_2

1シグマは、ー20%。2シグマは、ー40%。2018年3月23日現在、年次リターンは、まだマイナスじゃないのです。直近でマイナスだったのは、2016年。買うんだったら、このとき買っとけという話になります。

ところが、不思議とリバランスとドルコストはできても、意図的には仕込めないんですよ。仕込んだとしても、後で、そんなに焦んなくても良かったとなるかもしれないし。たんたん系長期投資とは、仕込み力の欠如を自覚し、その上で仕込むことにあるのです。深いんですけどやることは、リスク資産が減ったらリバランスがてら積立額を増やすくらいで、あとは、ただ、たんたんと積み立てるだけという。

うーんやっぱりそれなりに深いのか。

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