投資を長続きさせるための2つのゆとり
何ごとも長続きのコツは、「ゆとりある習慣化」です。投資も、ゆとりが大切です。振り返りつつ、ちょっと考えてみます。
その1 ゆとりある金額
私の場合は、たくさんのお金を投資する、というのはありませんでした。
我が家の場合、忘れてしまうくらいの金額が良かったのです。
これは、妻の投資を見ていても、確信しました。だって、妻の場合、 ほんとに忘れてるんですから。
その2 ゆとりある財布のヒモ
お金を大きくしたい一心で、とにかく使わない、と言う考え方では、私の場合、長続きしなかったような気がします。
私の蓄財の目標は、老後の余裕資金(老後の生活資金ではない)でした。使うかもしれないし使わないかもしれない。使わなければ遺産。そんな目的の資金です。
それ以外のお金はどうしたかというと、もちろん、子育て全盛期である30〜40代に、いわゆる「計画的な御利用」をしちゃったわけです。
複利の効果を出すためには、売ってはいけないし、なるべく使うべきではありませんが、残る程度に使うという、きわめて庶民的な考えの私です。
もちろん、大きな目標があるひとは、そんなことは、承知の上で、果敢に蓄財に励んでも良いとは思います。
ささやかな目標
こう考えてみると、私が、投資を長続きでき、これからも続けて行けそうな気がする理由の根幹は、私の投資の目標が、きわめてささやかだったことにあります。
アーリーリタイアするとか、大きな夢があってそのための資金とか。そういうのではなかったのです。(アーリーリタイアは、結果的にしちゃいましたが、これは、人生の突発事故です)
まあ、ちょっとさみしいような、人生どうにかなるさ、というような。そんな感じが、私には(我が家には)ちょうどいいんだなあ、と思う今日この頃です。
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