リタイアしてもやることがない・・・と思ったら
「リタイアしてもやることがない」「やりたいことがない」という話をお聞きすることがあります。
子どものころを思い出してみる
そういう場合、これまでのところ、私、
- 「子どものころ、なりたかった仕事とか、やりたかったことを思い出してみてはいかがですか?」
- 「元手さえあんまりかからなければ、どんなことでもできちゃうんですよ〜」
- 「なりたかった自分になれちゃうんですよ。」
と言うヒントをお話ししています。
もう、お金のために働く必要はないんです。
ところで、そういう自分はどうだったか? ちょっと振り返って見ました。
私の場合
- 小学生のころ 科学者(宇宙船の設計)
- 中学〜高校 作家(SF小説家)、作曲家(ヒットメイカー)
なにかを制作したり発明したりする人になりたかったんですよね。
小学生のころに持っていた指向性は、エンジニアになることで達成され、その後、サラリーマン社会のもろもろで現場から離れ、その果てに普通より早くサラリーマン生活は終了することになりました。
中学〜高校のころの作家というのは、ブロガーも広い意味での文筆業と捉えれば、ささやかながら達成できているのかもしれません。今は、この程度の夢ならば、テクノロジーの進化のおかげで簡単に達成できます。
「リタイアしてもやることがないから仕事をする」という考え方は、将来何になるか、夢見ていたはずの自分自身の少年少女時代に対して、少々失礼かもしれない、と言うのが私の考え方です。
投資は余裕の象徴
投資は余裕の象徴でもあります。「余裕なき投資は長続きしない」というのが、私のこれまでの長期投資経験からわかったことの大きなものです。
では、余裕って何なのか? 時間的な余裕ができたはずのリタイア後に、やりたいことが、「なんでもいいから仕事だった」とか、「お金を貯めることだった」と思ってしまうのって、少々、さびしくもあります。(それもまた、人生ではありますが)
でも、これは、過去の価値観であるような気もしているんですよね。
今のアラサー、アラフォーのみなさんが、オトナになる20年後30年後には、変わって行くような気もします。
コメント
たまたま、テレビに録画してあった映画を見ました。
タイトルは「キッズ」。ブルースウィルス主演の映画です。
ご覧になりましたか?
今日のナイトウォーカーさんのメッセージと類似しているように思います。
何か忘れてきてしまったものを思い出させるような気持ちと、残り少ない人生を大切に?に生きていねばという思いが交錯しました。
投稿: 非不惑ジイサン | 2018年2月15日 (木) 10時07分
>非不惑ジイサン様
コメントありがとうございます。ご紹介いただいた映画は見てないんですよ。
どう言う映画かはわかってませんが、割りと普遍的なテーマなんですかね。
不思議と「やりたくないこと」はわかっても「やりたいこと」がわかってないオトナも多いみたい、という話でした
投稿: NightWalker | 2018年2月15日 (木) 11時29分
そうそう、なんでもやりたいことがやればいいだけのことなのに複雑に難しく考える人がいますよね。
僕の場合は放浪旅、ただし子供が出来てこれは出来なくなったので、今はひたすらamazonprimeで映画を観まくっていますw
ブログも作家になったような気分で結構楽しいですしね。
投稿: 招き猫の右手 | 2018年2月17日 (土) 00時25分
>招き猫の右手 様
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。複雑に考えなくて、やることいっぱいあると思うんですけどね。
加齢によるものなのか、長年のサラリーマン生活による環境要因なのか、先天的なものなのか。いろいろなんでしょうね。
投稿: NightWalker | 2018年2月17日 (土) 10時50分