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2018年2月18日 (日)

貯金1000万円でも大丈夫

ものすごく同意した記事です。日経マネー研究所さんです。

貯金ゼロでも大丈夫

私、実は、

  • 貯金ゼロでも老後は大丈夫
と考える人なんです。もちろん、極論するとですけどね。そのためには、
  • 大丈夫なように、現役時代に働く。
  • 大丈夫なように、キャッシュフローを改善する

というのが、身もふたもないですけれど、最適な解決策なんですよね。

その分、厚生年金の受給額も増えるし、老後に必要なお金は減ります、ところが、この結果、資産形成の原資も貯まり、貯金(金融資産)がゼロではなくなるんです。貯金ゼロでも大丈夫な老後を考えて行動したら貯金がゼロではなくなるという。人生はなんとも大きな矛盾に包まれています。

また、このような考え方、というか思考パターンをする自分が根底にあって、私はアーリーリタイアを決断することができたといって、過言ではありません。

この二つの大丈夫な要件ができない人が、お金が足りないからと焦って投資に向かうのはいかにも不健全です。

投資は不安のためにするものではない

私の場合、投資を「不安」のためにしているわけではありません。

私たちの考える「不安」は、多くの場合、合理的に考えるていくとそれほど発生確率が高いわけでもなく、自助努力による解決策がけっこうあります。

むしろ、不安を訴えて、何かを売りつけて来る営業マンや、妙に複雑な制度を提案してくる政治家たちに不安を感じる私なのでした。

もちろん、不安や不満自体は、無益ではありません。不安や不満は、未来の改善のためのアイデア源としてつきあうのがいいのかな、と思っております。

ちなみに、「不安」の対極にある「ゆとり」という言葉も、人々をうまく欺き、あやしげな商品や制度へと導く魔法のキーワードのひとつなので注意が必要です。「ゆとりローン」「ゆとり教育」・・・他にもあったかしら。

「ゆとり」を作るために投資をするのではなく、投資する行為そのものが「ゆとり」の一つの象徴ではないか、と言う考え方を最近はしています。

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