0.1%の向こう岸
つみたてNISAがトリガーを引いた低信託報酬競争。とうとう、0.1%クラスの先進国株式インデックスファンドが出るに至りました。
0.1%の信託報酬差はどの程度?
0.1%の信託報酬差はどの程度の差を生むか、グラフにしてみました。
横軸は年数です。
期待リターンがゼロだったら、コストの影響で、どの程度資産は目減りしていくか?といういつもの図です。
以下は完全に私の主観ですが、
- 0.1%の差は、たいしたことないが、
- 0.3〜0.4%の差(ちょっと前のインデックスファンドの信託報酬率水準との差)は、大きい。
と言ったところ。もはや、いわゆるその他コストや、信託報酬を除いた運用の影響の方が大きくなるのではないか、と言うような低水準です。
それにしても、eMAXIS Slim先進国株式には、びっくりしました。まさにインデックスファンド業界のターミネーター(古い)。最低水準を執拗に追いかけてきます。日本株の信託報酬水準との整合性なんて、お構いなしですからね。
私としては、ETF勢にもう少しがんばって欲しいと思う今日この頃です。
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