セゾン・バンガードの資産総額推移に学んでみる
私の妻も積み立てているセゾン・バンガード。資産総額の推移を見てると、学べることがあります。
純資産総額の推移を見てみると
それは、純資産総額が、大きく減ることなく、なだらかに増え続けていること。
下の図を見てみてください。(クリックすると大きくなります)
基準価額が上がっても下がっても、たんたんと資産が積み上がっているのです。
これって、もし、自分の資産形成のグラフだったら、かなり理想的です。
順を追って、資金の動きを推定してみます。あくまで推定です。(タイトルに付けた、相場名は、一部、私が、便宜上、勝手に名付けました。ご了承下さい。)
サブプライム〜リーマンショック 2007-2008
基準価額が急降下するも、純資産額は堅調に増える。
→投資家が、たんたんと積立てた。または、お買い得とばかりに、値下がり時に資金を投入。
アベノミクス第1波 2012-2015
基準価額が急上昇するも、純資産額は増加。
→投資家は、お構いなしに、たんたんと積立てた。または、ここは欲張らずと、資金を回収。リバランスの動きがあったかもしれない。
アベノミクス調整 2015-2016
基準価額は軟調に推移するも、純資産額はなだらかに増加。
→投資家は、動ずることなく、たんたんと積立てた。
トランプノミクス〜アベノミクス第2波? 2016-
基準価額が堅調に推移するにつれ、純資産額も純増。
→投資家は、さらに、たんたんと積み立てた。または、ホールド。
感想
こうしてみると、セゾン投信の受益者って賢かったのかな、と感じます。
リスク資産の影にあったであろう待機資金(キャッシュ)の偉大さというか。これは、手持ちキャッシュだったり、収入だったりするわけです。
ちなみに、妻は、ただ、何も考えず積み立てただけ。ここまで、見事になだらかなカーブを描いたわけではありません。しかし、おこぼれにあずかることはできました。資産形成の神さまに感謝したいと思います。
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