ムスコのつみたてNISAの商品選び 2017/12 スクリーニング編
スクリーニング条件
つみたてNISAの対象商品は、あまりに多く、選ぶのが大変です。どれを選んでも大丈夫そうなレベルとは言え、それにしても選ばなければいけません。で、今回、我が家としては、モーニングスターさんを使って、以下のようなスクリーニング条件で絞ってみました。
- [カテゴリー]国内株式型 国際株式型
- [インデックスファンド区分]のみ
- [DC(確定拠出年金)区分][SMA(ラップ口座)区分][ETF区分]除く
- [資金流入]流入 1年連続
最後の条件が効いて、なんと、9ファンドに絞ることができ、うち、つみたてNISA対象は、たったの8ファンド。
スクリーニング結果(純資産額順)
ファンド名 | 会社名 | 信託報酬等 (税抜) | 純資産額 (百万円) | 備考 |
---|---|---|---|---|
ニッセイ 外国株式インデックスファンド | ニッセイ | 0.189% | 71,222 | 11/21から値下げ済 |
たわらノーロード先進国株式 | アセマネOne | 0.225% | 17,453 | 12/30付けで税込0.20%に値下げ |
ニッセイ TOPIXインデックスF | ニッセイ | 0.180% | 12,987 | 2018年2/21付けで税抜0.159%に値下げ |
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスF | 三井住友 | 0.160% | 9,666 | 9/21値下げ済 |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスF | 三井住友 | 0.250% | 6,158 | |
たわらノーロード新興国株式 | アセマネOne | 0.530% | 3,665 | 12/30付けで税込0.34%に値下げ |
たわらノーロード 先進国株式<H有> | アセマネOne | 0.225% | 1,408 | 12/30付けで税込0.20%に値下げ |
iFree外国株式インデックス(H無) | 大和 | 0.190% | 939 | 10/2値下げ済 |
なんだか家電量販店の売れ筋商品的な匂いもするスクリーニング条件でしたが、「資金流入が続いている」って、すごい条件でした。あんなにいっぱいあったファンドが、たったの8本。見てみると、端的に言って、
既にあるファンドの信託報酬を下げてきた
そんな、期待を裏切らなかった会社さんのファンドが選ばれているようにも見えます。消費者って賢いのかも。
「この中から選ぶ」で我が家は良しとしようかなー。案は二つです。2つの考え方は、以下のエントリーをご参照ください。
案1 市場ポートフォリオ指向
- ニッセイ TOPIXインデックスF 10%
- ニッセイ 外国株式インデックスファンド 80%
- たわらノーロード新興国株式 10%
なるべく会社を増やさない方向でチョイスしてみました。
合成信託報酬は、税抜 0.20%。(値下げ後の信託報酬で計算)
また、新興国は、現時点で、eMAXIS slim が、0.19%という値下げを発表しています。来年以降、消費者の動向を見て、考えても良いかもしれません。ただ、このポートフォリオの場合、新興国株は、たったの10%なので、全体の信託報酬で見たときの影響度は小さく、さしたる問題ではないとも思えます。
案2 最小分散指向
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスF 50%
- 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスF 50%
こちらも、なるべく会社とついでにファンド数を増やさない方向でチョイスしてみました。
合成信託報酬は、税抜 0.21%。三井住友・全海外株は、ちょっとだけ信託報酬が高めですが、このポートフォリオでは、外国株比率が50%なので、全体に対する影響度は小さく収まっています。
まとめ
いやー、ムスコのためとは言え、ひさびさに、あれこれ細かい検討をしてしまいました。が、久しぶりに、比較魂がうずいてしまいました。楽しかったです。おとうさん、自己満足。
でも、普通は、こんな、へんてこなこだわりを持つ必要はないと思います。
それにしても、金融庁が、前代未聞の大長刀を振るってくださったおかげで、すごいファンドだらけの時代になりました。インデックス投資家としては、パラダイス状態です。
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