自己成長する資産をバイアンドホールドする
10年くらい前は、たまに書いていましたが、最近、書かなくなったのがコモディティ。
私がコモディティに投資しない理由
私がコモディティに投資しない理由を今あらためて整理すると、以下の3点です。
- コモディティは自己成長しない
- コモディティにローコストで投資する手段がない
- 分散が難しい。コモディティ・インデックス自体があやしい(時価総額比で投資すれば良いとする株式とは違い、すっきりする解がない)
それに、コモディティ投資が過熱してインフレになっても、ちっともうれしいことはありません。そんなことには加担したくないという、ちっぽけな心情もあります。
自己成長する資産をバイアンドホールドする
上記で言えば、やはり重要なのは1番目。いわば長期投資との相性です。
長期投資、すなわちバイアンドホールドは、ある資産を長期に持っておくことで、価格変動などのノイズを除去し(言い換えると、その分の収益機会を放棄し)、資産自体の自己成長成分だけを抽出するのが狙い。実に「ちゃっかりした」、それでいて「地道な」投資手法です。
そんなバイアンドホールドの投資対象の必須条件とも言えるのが、自己成長性の有無。そして、これまでの歴史の中で、それを達成してきたのは株式資産クラスだけ、といっても過言ではありません。
株価とは本質的に企業の利益の総和であり、インフレ成分も利益の中に内包されているので、わざわざ、コモディティを買う必要もないのです。
そんなステキな株式資産。だからこそバイアンドホールダーである私は、資本主義経済の永続的成長を願っちゃうわけなんですね。
コメント
僕も株式の自己増殖能力に期待しています。
債券は1円も持ってません。
REITは多少持ってますが、これも取り崩しながらどんどん株を買い進めていきます。
株の暴落があれば思い切って一気に乗り換えますね。
投稿: 招き猫の右手 | 2017年11月30日 (木) 16時25分
招き猫の右手 様
コメントありがとうございます。
>僕も株式の自己増殖能力に期待しています。
心強いです!
資本主義社会で企業の儲けを取り返す手段は、労働ではなく、株主になることですから。
投稿: NightWalker | 2017年11月30日 (木) 21時12分