リタイアと3羽のガチョウ
老後不安を解消するにはどうするべきか、的な記事をメディアでよく見かけます。良くある例えのパターンですが、イソップ物語の金の卵を産むガチョウになぞらえて、私なりに書いてみます。
1羽目のガチョウ 自分
1羽目のガチョウは、「自分」です。働き続けることで、金額はともかく、金の卵を生み続けてくれます。
65歳と言わず70歳まで、いや、一生、働いてみましょう。もはや、ひとつの会社に勤めるという発想ではなく、複数の仕事を持つ、自分でビジネスを作るなども、必要な時代なのかもしれません。
2羽目のガチョウ 社会
2羽目のガチョウは、「社会」。 たとえば、社会は、金額はともかく、年金という金の卵を産み続けてくれます。(元は、と言えば自分ですが、正しくは、仕送りを社会化した賦課方式なので、ムスコムスメ世代から、ということになります)
たとえば、年金は70歳からもらうと、65歳からもらうより、42%も多くもらえます。結婚している人で、配偶者が年下の場合は、加給年金なんて制度もあります。
3羽目のガチョウ 投資
3羽目のガチョウは、「投資」。つまりは、株式投資です。株式を保有することで、金額はともかく、金の卵を生み続けてくれます。配当なんかだとイメージしやすいですね。
もはや、普通の人も投資をするのは当たり前の時代です。政府も、確定拠出年金、NISAなどでサポートしてくれます。
まとめると
まとめると、「70歳まで働いて」、「70歳から年金をもらい」、ついでに「投資でもしておけば」、老後は安泰な感じがします。しますが、身もふたもありません。
私の場合
私の場合は、1羽目のガチョウは、どこかへ飛んで行きました。(ご参考エントリー:実は、9/30付けを持って、、、、)
2羽目は、それなり。今は、3羽目のガチョウを大切に育てようとしているところです。
この最後のガチョウまで、飛んで行ってしまっては、たいへんなことになってしまいますからね。
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