お金の価値の感じ方も変わりました
お金の価値というのは、さまざまな感じ方がありますが、アーリーリタイアの前と後で大きく変わったことに気が付きました。
アーリーリタイア前
アーリーリタイア前は、
このオカネがあれば、○○が買えるな。
こういう感じ方をしていました。後は、「このオカネがあれば、家のローンを返せるな」とか。「モノ」に価値が紐付いていたというか。
アーリーリタイア後
アーリーリタイア後はこうです。
このオカネは、○○年分の生活費だな。
・・・・・
いやはや切実です。というか、枯れています。
4大消費の峠を越えちゃった。
これって、「なんでかなー」と考えるに、人生における4大消費と私が考えている「住居費」「教育費」「耐久消費財」「交際費」の峠を越えてしまい、後は、生活費だけになっちゃったからかもしれないなあ。
- 住居費(住宅ローン終了。後は、固定資産税と維持費)
- 教育費(子育て、もうすぐ終了)
- 耐久消費財(大物を買うこともあまりなくなるはず。むしろ、最近、どうやって捨てようかと考えている)
- 交際費(会社づきあいがなくなったことは、かなりおおきい)
これらは、節約術のキモではありますが、アーリーリタイア前の私はいい加減でした。そんな大型出費も、アーリーリタイアのタイミングでなんとなく終わりを告げようとしています。
私のアーリーリタイアは、計画的と言うより、運命の流れに逆らわずに生きてみたらそうなった、という感じです。
余談
しかし、上記の中でもっともアンコントローラブルなのが、教育費。特に大学の学費です。デフレ社会でも値上がりしていったという不思議な費目。今、獣医さんの大学が話題になってますけど、それ以前に、少子化なのに大学が多すぎるんじゃないかなあ。そんな気もしています。
コメント
大学の学費は僕も戦々恐々ですまだまだ先ですが。
でも定員も割れ始めているので、一方的に上げ放題のそうそう殿様商売は出来ないのじゃないでしょうか、と期待してます。
投稿: 招き猫の右手 | 2017年11月20日 (月) 13時52分
招き猫の右手 様
大学の学費は、子育て最後に来る大パンチ&大ピンチ。子育ての金銭的負担は、ここに集中します。首都圏に住んでるとまだ楽なんですけどね。大学の学費を減らすのは難しいでしょうね。学校の数でも減らして大学全入時代から決別し、一校当たり、つまり一人当たりの補助金を増やすぐらいしか思いつきません。でも、利権が絡んで、こんな大胆な改革は、無理なんだろうなあ。
投稿: NightWalker | 2017年11月20日 (月) 16時45分