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2017年10月 9日 (月)

サラリーマンが投資をする理由は変わってきた。

「サラリーマンも株式投資をするべきだ」というのが、12年前に当ブログを開設して以来の変わらぬ主張です。しかし、理由は、ブログを始めた12年前とちょっと変わってきています。

12年前の理由

12年前の理由は、「株式投資とは無縁に思える普通のサラリーマンだって、投資していいんですよ」「投資信託だったら、サラリーマンでも、十分使えるツールだよ」というものでした。

これは、サラリーマンが感じている株式投資に対する嫌悪感がなくなって欲しいな、という願いでした。

当時は、まだ、1990年のバブル崩壊から10年ちょっとでしたし、直近でも、ITバブル崩壊がありました。

今の理由

今の理由は、もうちょっと、切迫しています。それは、

 株式投資してないとまずいんじゃないの?

というものです。

預金だけでは資産形成できないどころか、インフレで目減りするリスクが、10年前に比べて高まっている可能性があるのです。

政府が、「確定拠出年金制度」や「つみたてNISA」などの制度で、庶民を株式投資にいざなっている理由の一つに、その辺があるのではないかと私は感じています。個人の金融資産が増えることと国家の財政は、大きな関係があります。

小さな成功体験と小さな失敗体験

リーマンショック後、マーケットが正常状態に戻る過程で、小さな成功体験は積み上がっています。これは、逆に言えば、投資をしてこなかった人に小さな失敗体験を与えています。

しかし、貯金だけをしてきた人の多くは、自分が失敗したと気が付いていないのではないでしょうか。だって、貯金だけでも、お金は増えていますしね。

「マーケットは過熱状態だ」「そのうち暴落して痛い目に遭う」というひとがいます。しかし、この10年の間に、さすがの金融後進国ニッポンでも、株式投資のリスク管理のリテラシーは高まってきています。

「マーケットが過熱状態」だったとしても、「そのうち暴落する」としても、リスク資産運用をしないという選択は、特殊な事情でもない限り、ありえない時代なのではないでしょうか。

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コメント

NightWalkerさんがおっしゃる通り「預金だけでは資産形成できないどころか、インフレで目減りするリスク」に対応するため、株式投資が必要ということに、私も同じ気持ちです。

また、世界的に税制や法制度が個人よりも法人に有利なようにシフトしているのではないかという個人的な認識も、株式投資の必要性をより一層強く感じさせます。

投稿: 眠る投資家 | 2017年10月10日 (火) 16時31分

眠る投資家様
 コメントありがとうございます。
 おっしゃるとおり、株を買うことで、その会社のオーナーになれる。もし、労働者として搾取されているんなら、株主として取り返せる、というところに気が付いて欲しいという気はします。

投稿: NightWalker | 2017年10月11日 (水) 17時24分

「株式投資してないとまずいんじゃないの?」全くその通りだと思います。

その理由について、個人的にはインフレによる目減りリスクよりも、社会保障破綻のリスクの方が脅威です。
まぁ社会保障破綻=国家財政破綻→ハイパーインフレという流れが十分ありえるので、2つは密に関連しているとも言えますが。

いずれにせよ、これからはお金に働いて貰わないと資産は増えない時代ですよね。まわりを見ると、若い人は意外にもしっかりしているので大丈夫かも?
同年代(40代)や少し上の世代の方が、今でも日本株の個別銘柄投資に傾倒していたり、ちょっと心配になってしまいます(汗)

投稿: tanner | 2017年10月11日 (水) 19時46分

tanner様
 コメントありがとうございます。
 日本は、人口減国家ではありますが、資産を持っている国でもあります。このメリットを活かせば、国家として乗り切れるポテンシャルを持っていると言えます。(私はこの点、前向きです)
 そのためには、tannerさんのおっしゃる「同年代(40代)や少し上の世代」のオカネにもう少しがんばってもらわないといけないですね。

投稿: NightWalker | 2017年10月12日 (木) 16時20分

日銀による国債大量購入=財政ファイナンス、日銀及びGPIFによる株価操作により、無リスク資産もリスク資産も、脆弱性を大きく抱え込んでしまっているのではと危惧します。いざとなれば国は何らかの名目のもとにハイパーインレを許容して国民に押し付けるのではないかという空恐ろしい想像が浮かびます。

投稿: hetarou | 2017年10月17日 (火) 22時49分

hetarou様
 コメントありがとうございます。
 ハイパーインフレまでは、私は心配していません。が、「預金しかない、というのは、あんまり」というところです。
 ちなみに、GPIFは、単に諸外国の年金と同様、資産運用しているだけだと思います(10年前は、諸外国に比べ消極的すぎると批判されていました)。当ブログとしては、むしろ、今のGPIFの姿勢を日本の庶民も学ぶべきだと考えています。

投稿: NightWalker | 2017年10月18日 (水) 12時24分

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