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2017年10月13日 (金)

ちょっと気になる社会保障

権丈善一さんの本です。

社会保障を考えるならこの本くらいは読んでおいた方が良いかも

筆者の権丈さんは、慶應義塾大学商学部教授。公務で、社会保障審議会、社会保障制度改革国民会議、などにも参画されている方です。

少々、バイアスのかかった(多くの場合、悲観的な)情報が跋扈する中、ニッポンの社会保障って何なのよ、ということをフラットなポジションで知るには、最適な一冊だと思います。

社会保障を考えるならこの本くらいは読んでおいた方が良いかもしれません。

ちまたに、老後崩壊、年金破綻系のトンデモ情報があふれかえる昨今、多少は、自衛としての理論武装が必要です。

選挙演説でも、一刀両断に語られがちですが、社会保障制度がどうあるべきかって難しいんですね。

今進められている社会保障の改革とは?

この本の最後に、「今進められている社会保障の改革とは?」という興味深い章がありましたので、いくつかキーワードを拾ってみます。

  • 医療と介護の連携と地域包括ケアシステム
  • マクロ経済スライドの仕組みの見直し(デフレ下でもマクロ経済スライドをフル適用すること)
  • 被用者保険の更なる適用拡大(第1号被保険者にいる4割弱の被用者を厚生年金にも適用すること)
  • 保険料拠出期間と受給開始年齢選択制(60歳まで(40年)の拠出期間を65歳まで(45年)にする。)

中枢にいる方は、上記のようなことを考えていらっしゃるようです。(下の3つは、2014年6月の財政検証で述べられたオプションとのこと)

社会保障制度とアーリーリタイア生活の共存共栄

考えておいた方が良さそうことを、私なりに考えてみるに、

  • 家族と地域とのつながりを大切に。
  • 厚生年金には、長く入っておこう。
  • 受給開始を70歳にシフトすることは考えたい。

って、あたりまえすぎる・・・。

もう、アーリーリタイアしちゃったしなあ。まあ、通算30年以上、厚生年金2号被保険者をやっていたので「よし」としたいと思います。

アーリーリタイアは、そもそも、自分の進むレールを自分で引くという人生の選択ですからね。政府の引いてくれた線路との共存共栄が大切なんです。「つくづく、日本の社会保障制度って、ありがたい制度である」とアーリーリタイアして、逆に強く感じるようになりました。

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