つみたてNISA対象商品(平成29年10月2日時点)が明らかに。注目のファンドは?
つい先日、SBI証券の商品リストの吟味をしたばかりですが(こちらのエントリー)、金融庁さんから、つみたてNISA対象商品(平成29年10月2日時点)一覧が金融庁HPにアップされました。下記リンクの中段くらいのところです。
インデックスファンドが、90本、アクティブファンドが13本あります。
注目のファンドは?
何度見ても、たくさんありますねー。これを全部見て選ぶのは、投資未経験者には、つらいです。
私としては、全世界株式クラスが、注目ポイント。ここにきて、以下の5本がエントリー。(金融庁さんの表では、日本が入っているか入っていないか、区別されていないようでしたので、いちおう区別しておきました。)
指数 | ファンド名 | 運用会社 |
---|---|---|
MSCI ACWI Index | 全世界株式インデックス・ファンド | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ㈱ |
MSCI ACWI Index(日本を除く) | 野村つみたて外国株投信 | 野村アセットマネジメント㈱ |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド | 三井住友アセットマネジメント㈱ | |
eMAXIS 全世界株式インデックス | 三菱UFJ国際投信㈱ | |
FTSE Global All Cap Index | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問㈱ |
このうち、一本で全世界に投資できるのは、「全世界株式インデックス・ファンド」と「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の2本です。
ムスコのつみたてNISAとしては、信託報酬の安い「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が、いまのところ有力です。
マニアックに追求していくと、「野村つみたて外国株投信」が、信託報酬0.19%で、これと、日本株投信の最安値を組み合わせるのがコスト的には、最強です。しかし、ビギナーであるムスコには、利便性重視をオススメしたい。
いずれにせよ、商品選択のポイントは、
- コストが安い。
- 自分の使っている証券会社で売っている。
- 何本も買わなくていい。(利便性確保)
の3点ですね。
セゾン投信をどうするか?
セゾン投信さんからも、リリースがありました。つみたてNISA対応決定です。
我が家では、妻が、セゾングローバルバランスファンドをかれこれ10年積み立てています。
これは、このまま、つみたてNISAへ移行の予定です。我が家としては、サブの資産ですし、もう切り換えるのは面倒だからです。
余談
一般論としては、新しく投資を始める方が、あえて今、債券クラスを含み、他と比べて信託報酬も高いセゾンバンガードを選ぶべきかというと、そうとも思えません。
セゾンさんは、信託報酬率を競争力のある水準にするために、資産規模の増大+楽天バンガードのようにETFを活用するスキームに変更して行く必要があると思います。でないとカリスマ中野社長がいるうちは、いいですが、その後は苦しくなるのではないでしょうか。
地銀さんへの販路も広げるのも、資産規模増大に対する、そんな危機感の表れかもしれません。
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