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2017年9月 7日 (木)

タクティカル・アセットアロケーション

リレー投資と並んで(ご参考エントリー)、最近、とんと聞かなくなった言葉に、タクティカル・アセットアロケーション(戦術的資産配分)というのがあります。

タクティカル・アセットアロケーションとは

タクティカル・アセットアロケーションとは、今、相場が安すぎると思ったら、リスク資産の比率を増やし、相場が高すぎると思ったら、リスク資産の比率を減らす。というように、ある程度ダイナミックに資産配分を変更することで、パフォーマンスを上げちゃおう、という作戦です。

私の場合

私は、やってません。

  • 私には、相場が読めない。(○○ショックが来そうだとか、分かれば、いいんですが、私には分かりません。)
  • 羅針盤になるかもしれない金利が、ものすごく低いゾーンで張り付いて、頼りにならない。

理由は、こんなところです。

ただ、リスク資産の比率を変えないのか、というと、そうでもありません。年齢、収入状況で、変えてきました。公開していないですが、セミリタイア後は、全金融資産に対するリスク資産比率はがくんと下がってます。

私は、相場などの外的要因で資産配分を変えることはないが、収入など内的要因では変えることがある、というスタンスなんです。

もちろん、これは、リスクひかえめの私の場合。資産配分をバタバタ変えてしまっては、税金含むコストもバタバタかかるし、投資継続性に悪影響を与えてしまいます。

しかし、逆に、高い運用利率を狙ってリスクの高い投資戦略を採っていると、戦術的資産配分は死活問題。逃げそびれたら、たちまち退場です。

投資にはいろいろな考え方があります。

余談

「リレー投資」も「タクティカル・アセットアロケーション」も内藤忍さんの下記の本(2005年、2008年発刊)に書いてあります。このエントリーを書くために, 部分的に、さくっと目を通してみたのですが、名著だと思います。ワインも不動産も、この版には、ありません。時の流れというのは、感慨深い。何が生き残ったのか、たまには、昔の本をひっくり返してみるのも、いいな、と思った秋の気配も忍び寄る今日この頃でした。

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