全世界株式インデックス・ファンド
相互リンク先のkenzさんです。ステートストリートさんが、9月8日から運用開始している、一本で全世界に投資できるインデックスファンド(信託報酬:0.48%)が、SBI証券とマネックス証券で販売開始です。
SBI証券とマネックス証券で販売開始
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ようやく出た、時価総額比型 全世界株式インデックスファンド
全世界の株式に、時価総額で投資するという方法の合理性を、私が最初にすっきり理解できたのが、橘さんの本。
インデックス投資家の間では、合理的な投資方法として、広く認知され、大きな支持を得ているようにも感じます。
そして、この本が出たのが、2006年。かれこれ、10年以上も経っています。(ご参考エントリー:合理的な投資)にもかかわらず、不思議なことに、国内には長らく、全世界株式に時価総額比で投資できるビークルが存在せず、海外ETF(VT)を買うか、複数のファンドを組み合わせるくらいしか、手がありませんでした。
しかし、ここに来て、全世界株式インデックスに連動するファンドの登場です。うわさのVTに投資するファンドなんかもそのうち具体的な内容が明らかになると思われます。
憶測ではありますが、こういったファンドの登場を促したという意味でも、つみたてNISAは、大きな貢献があったのではないでしょうか。(ご参考エントリー:「つみたてNISA早わかりガイドブック」と、気になる内外株式型3本の話 #つみたてNISA)
つみたてNISAムーブメントは、アクティブファンドの品質改善にも、そのうち役立ってくるのではないかと考えます。時間はかかるとは思いますけどね。
余談
私の妻は、セゾンバンガードグローバルバランスファンドを買っています。正しくは私が選びました。しかし、同ファンドが出た当初から、債券クラスは余計だな、という意見でした。
もし、今、妻の積立ファンドを選ぶとしたら、全世界株式インデックス系のファンドにすると思います。ムスコのつみたてNISAも、その方向の予定です。
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