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2017年9月28日 (木)

ムスコのための「つみたてNISA」商品研究 SBI証券編

SBI証券さんが、さっそく、つみたてNISAの取扱予定商品※を紹介しています。きれいな一覧表になっていましたので、あれこれ、見てみたいと思います。

※9/21時点で、SBI証券さんで取扱のある商品のみ。今後、変更もあると思われます。

はじめに

ずいぶんと、たくさんの商品があります。これじゃ、投資未経験者であるムスコが商品を選べません。

ということで、以下は、私のムスコがつみたてNISAを選ぶ上での指針となるように情報をまとめてみました。

その1 委託会社の分析

SBI証券さんは、ありがたいことに、委託会社別に商品を並べてくださっています。

委託会社ごとに、各社提案のインデックスファンドの信託報酬(税抜)の単純平均値を出してみました。インデックスファンドのみ。アクティブファンドは除きます。

委託会社単純平均
信託報酬
(税抜)
大和証券投資信託委託 0.23%
アセットマネジメントOne 0.26%
ニッセイアセットマネジメント 0.26%
三井住友アセットマネジメント 0.28%
三菱UFJ国際投信 0.44%
三井住友トラスト・アセットマネジメント 0.47%
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ 0.48%
野村アセットマネジメント 0.50%

平均信託報酬が小さい順に並べてみました。

くしくも、0.3%ぐらいを境目に、各社の方針が色分けされているような気がします。古いか新しいか、という会社の体質ですかね。若いムスコ世代が、どういう体質の会社の商品を選ぶべきか。

iFreeシリーズに絞った、大和さんを私は評価したいと思います。

アセットマネジメントOneさん、ニッセイアセットマネジメントさん、三井住友アセットマネジメントさんも、つみたてNISAの趣旨を心得ていますね。

その2 信託報酬と商品特性によるスクリーニング

金融庁がつみたてNISA商品向けに提示した条件のうち、インデックスファンドに対する条件は、親心にあふれる、つまり、実に甘い条件だったと思っています。フィデューシャリーデューティー・スピリットにあふれる委託会社さんは、当然、そこをきちんと忖度して、厳しめの水準で出してくれると思っていたのですが、上記のように、きっちり考えて提案する会社さんもあれば、えいやっと押し込んでくる会社もありました。さすがです。

さすがなんですが、私としては、以下のスクリーニング条件をムスコのために設定しました。つみたてNISAが、20年という未来に向けたモノである以上、現時点での信託報酬の水準は最低ラインです。決して厳しくはないと思います。

  • 日本株インデックスは、信託報酬(税抜)0.2%未満
  • 先進国株式(を含む)インデックスは、信託報酬(税抜)0.3%未満
  • 新興国株式(を含む)インデックスは、信託報酬(税抜)0.5%未満
  • 債券を含むファンドは除外
資産
クラス
委託会社ファンド名信託
報酬
(税抜)
日本株 アセットマネジメントOne たわらノーロード日経225 0.195%
アセットマネジメントOne たわらノーロードTOPIX 0.180%
大和証券投資信託委託 iFree 日経225インデックス 0.190%
大和証券投資信託委託 iFree TOPIXインデックス 0.190%
ニッセイアセットマネジメント <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.180%
ニッセイアセットマネジメント <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.180%
ニッセイアセットマネジメント <購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド 0.195%
三井住友アセットマネジメント 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.160%
三菱UFJ国際投信 eMAXIS Slim 国内株式インデックス 0.180%
先進国株 アセットマネジメントOne たわらノーロード先進国株式 0.225%
アセットマネジメントOne たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり> 0.225%
大和証券投資信託委託 iFree 外国株式インデックス 0.210%
大和証券投資信託委託 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.210%
大和証券投資信託委託 iFree S&P500インデックス 0.225%
ニッセイアセットマネジメント <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.200%
三菱UFJ国際投信 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.200%
新興国株 アセットマネジメントOne たわらノーロード新興国株式 0.495%
大和証券投資信託委託 iFree 新興国株式インデックス 0.340%
三菱UFJ国際投信 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.340%
全世界株
(日本を除く)
三井住友アセットマネジメント 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.250%
全世界株 ステート・ストリート・
グローバル・アドバイザーズ
全世界株式・インデックスファンド 0.480%

だいぶ減りましたねー。

ぐっと、少なくなって、選びやすくなったのではないでしょうか。

また、このスクリーニング表は、これからも、いろんな商品が明らかになるにつれ、変わって行くと思います。たとえば、ニッセイさんの新興国株式なんかも対象になりそうな気がしますしね。安房さんとkenzさんの記事↓

ムスコに向けたバイヤーズガイド

以下は、ムスコに向けた、つみたてNISAバイヤーズガイドです。

  • インデックスファンドにおける顧客本位とは、低信託報酬。そういう会社を選びましょう。
  • 世界分散が基本です。複数のファンドを組み合わせてもいいけど、1〜2本でもすむんじゃないかな。
  • 債券クラスは、別途貯金しているので、わざわざ、つみたてNISAで買わなくても大丈夫。株式一本でシンプルにいこう。
  • 全世界株式型は魅力的。ただ、ステートストリートのやつは、ちょっと信託報酬が高いね。

あくまでムスコ向けです。

余談

今回の一覧を見ていて、唖然としたのは、予想されたことではあったにせよ、旧世代のインデックスファンドであるSMTシリーズや、旧eMAXISシリーズが、そのまま、ラインナップ上にあったことです。現時点で、信託報酬の値下げは、ないようです。

正直、ローコスト・インデックスファンドの時代の先鞭を付けた委託会社としての矜持というものを見せて欲しかったと思います。

これらの商品を売っている地銀さんへの配慮ですかね。でも、地銀さんに言いたいのは、こういう商品を売って、しのがなければいけないんだとすると、たぶん、ビジネスモデルが、時代遅れです。まあ、そのままの経営手法でも、付加価値に見合った会社数、社員数、給料になるだけのことだとは思うんですけどね。つまり、若手からじわじわと、誰も利用しなくなるって言うことです。

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