「つみたてNISA早わかりガイドブック」と、気になる内外株式型3本の話 #つみたてNISA
9/10に開催された「つみたてNISAフェス2017」 で配布された「つみたてNISA早わかりガイドブック」が、さっそく、金融庁のサイトにアップされています。
つみたてNISA早わかりガイドブック
拡散希望です↓
わかりやすくて、非常に良い資料だと思います。これのすごいところは、まず、最初に
低金利のもとでは、預金だけでは資産は増えません。
と、日本金融の中核である金融庁殿が、はっきり言いきっていること。ある意味、すごい一文です。
こういう資料を仮に私が作ると、つい、論理的に、リタイア資金を作るには時間がかかる→長期投資は必須→分散投資は必須→そも分散とは→コストも大事→当たり外れのあるアクティブよりインデックス→ドルコストはサラリーマンに向いてる、、、、と来て、ようやく、つみたてNISAとは?に到達するわけですが、たぶん、投資未経験者は、最初のところで挫折します。
ここには、つみたてNISAを、さくっと、わかってもらうための「割り切り」があります。ここまで、割り切れるのも、投資未経験者向けに商品の絞り込みをしたからこそと思います。
気になる「内外株式型」の3本
ガイドブックでは、ありませんが、金融庁さんのサイトには、もう一つ気になる情報があります。
ここに、公募投信114本、ETF6本 計120本が、金融庁に相談のあった商品として報告されています。
私が気になるのは、「別紙2:つみたてNISA対象と考えられる公募投信の商品分類」の中の「内外株式型」3本。
これ、多くのインデックス投資家が、待ちに待っている全世界株式に一本で投資するローコストファンドなんですかねえ?
例えば、9月8日から運用開始した、ステートストリート 全世界株式インデックスファンド。ステートストリートさんの、ニュースリリースには、
2018年1月より始まる少額投資非課税制度「つみたてNISA」の投資信託における対象商品となる予定です。
と書かれています。
あとの2本は、何かな。もしかして、アウターガイさんが速報されたファンドなんかも入っているの?
憶測は、人を、とても「うきうき」な気分にしますが、しばしば「がっかり」させてくれたりもします。静かに時が過ぎるのを待ちたいと思います。
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