つみたてNISAで商品を選ぶときのポイント
期待の「つみたてNISA」。狙いが「投資未経験者の導入」にあるため、新しい利用者は、どんな商品を選んだら良いか、わからないかもしれません。少々勇み足ではありますが、私なりの考えるポイントを短く整理してみます。
ポイント1 20年後の運用を想像できるか?
これが最も大切です。NISAは、ファンドの買い換え=終了です。
インデックスファンドは、永久に運用方針が変わりません。
アクティブファンドは、20年後、30年後、そのファンドマネージャが旗を振ってくれるかどうかわかりません。遠い未来の運用方針は、未定です。
ポイント2 コストが安い商品を選ぶ
ここでいうコストというのは、信託報酬率のことです。長期保有では影響が大きいです。
アクティブファンドは、インデックスファンドに比べて、信託報酬が高いと言われています。
なお、インデックスファンドについては、金融庁の規定は、やや、緩いので、少なくとも、信託報酬率0.3%未満のファンドを選ぶべきと、個人的には考えます。
ポイント3 外国株式クラス、あるいはそれを含むファンドを選ぶ
日本だけにベットするのは、リスク分散の観点から、オススメできません。いまや、先進国株式を軸として日本株や新興国株を混ぜるみたいな世界分散が投資の基本スタンスであることを、つみたてNISAを使って、体感すべきと考えます。
まとめると
ローコストの外国株式を含むインデックスファンドが良いだろう
となります。
以上は、私個人がそう考えていると言うだけです。決まり文句ですが、投資は自己責任でお願いいたします。
余談
ちょっと、確認ができていないのが、ファンドの償還です。インデックスファンドといえど、償還はあり得ます。この場合、どうなっちゃうんでしょうね。救済策を期待したいです。
それにしても、具体的商品リスト、早く出てこないかなー。
ちなみに、このエントリーを書きながら、「ピーターリンチさんがマゼランファンドをマネージしてたのは、1977年〜1990年。バフェットさんは、ずっとだな・・・」ふと、そんなことが、頭に浮かびました。20年というのは、長くもあり短くもある。重みのある年月です。
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