ムスコのiDeCoとNISAを考える
最近、ちょっと検討中のことがあります。それは、ムスコくんのiDeCoとNISA。どっちを優先すべきか?です。
一般論としては
一般論としては、iDeCo(DC) が優先です。
所得税の税額控除は大きいからです。
ムスコの場合は?
ただ、ムスコの場合、収入がたくさんあるわけではありません。掛け金のインパクトは大きい。しかも、iDeCoの場合、60歳まで塩漬けの資金です。
若いうちは、リスクテイクが可能、なんて言われていますが、生活防衛資金すら、ままならない状況では、そんなにリスクをとれないのが、現実です。
ですので、今は、蓄財の優先度を次のような金額的な重み付けで考えています。
(1)普通の貯金
→まずは、生活防衛資金や、(するかどうかわからないが)結婚資金。
(2)NISA(=つみたてNISA)
→NISAは、いざとなれば、いつでも引き落とせる。(もちろん続けることが大事)
(3)iDeCo
→やるなら最低掛け金5,000円だが、国民年金基金連合会や、事務委託先金融機関へ支払う手数料が痛い。
(4)課税口座の投資
→当面、論外。
まずは、生活防衛資金と収入を増やすことが大切、というか現実、ということであります。ガンバレ、ムスコよ。君の人生は、まだ、これからだ。
余談
あれこれ考えていて思ったのは、iDeCoに欲しいのは、次のような改善。
- 若手向けに、国民年金基金連合会や、事務委託先金融機関への手数料を無償にする制度。
- 収入が少ないときは、掛け金を少なく、収入が多いときにその分挽回できるような仕掛け(人生山あり谷あり。再チャレンジ指向は、必要。)
- 加入期間を65歳までにする。(ムスコの時代は、65歳定年が主流になっていると推定)
- 勤め先への届け出は不要にして欲しい。
などです。
iDeCoは、けっこう良い制度には、なって来ていますが、いざ、ムスコの世代での活用を一人称で考えると、まだまだ、いろいろ、ハードルがあることに気が付きます。加入者数アップ、若手のサポートという面で考えても、もう、一声欲しいですね。
コメント
私であればiDeCoを最優先にさせます。
生活防衛資金はありませんが、万が一のことがあれば親である私がお金は出します。
若い時だからこそ前だけを見て生きて欲しいな、と思います。
優先順位はiDeCo>生活防衛資金】≧つみたてNISAです。
投稿: AKI | 2017年9月17日 (日) 07時59分
AKI様
ご提案ありがとうございます。
おお、すばらしい。AKIさんのお子さんは、幸せですね。
生前贈与の考え方のひとつとして、ぜひ、参考にさせていただきます。
うちのムスコの場合、その前に自立、貯蓄習慣を教育する必要があって、その面での親心もあって、エントリーのようなことを考えていたりもするのです。ちょっぴり、複雑です。
投稿: NightWalker | 2017年9月17日 (日) 11時42分