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2017年9月17日 (日)

ムスコのiDeCoとNISAを考える

最近、ちょっと検討中のことがあります。それは、ムスコくんのiDeCoとNISA。どっちを優先すべきか?です。

一般論としては

一般論としては、iDeCo(DC) が優先です。

所得税の税額控除は大きいからです。

ムスコの場合は?

ただ、ムスコの場合、収入がたくさんあるわけではありません。掛け金のインパクトは大きい。しかも、iDeCoの場合、60歳まで塩漬けの資金です。

若いうちは、リスクテイクが可能、なんて言われていますが、生活防衛資金すら、ままならない状況では、そんなにリスクをとれないのが、現実です。

ですので、今は、蓄財の優先度を次のような金額的な重み付けで考えています。

(1)普通の貯金

 →まずは、生活防衛資金や、(するかどうかわからないが)結婚資金。

(2)NISA(=つみたてNISA)

 →NISAは、いざとなれば、いつでも引き落とせる。(もちろん続けることが大事)

(3)iDeCo 
 →やるなら最低掛け金5,000円だが、国民年金基金連合会や、事務委託先金融機関へ支払う手数料が痛い。

(4)課税口座の投資

 →当面、論外。

まずは、生活防衛資金と収入を増やすことが大切、というか現実、ということであります。ガンバレ、ムスコよ。君の人生は、まだ、これからだ。

余談

あれこれ考えていて思ったのは、iDeCoに欲しいのは、次のような改善。

  • 若手向けに、国民年金基金連合会や、事務委託先金融機関への手数料を無償にする制度。
  • 収入が少ないときは、掛け金を少なく、収入が多いときにその分挽回できるような仕掛け(人生山あり谷あり。再チャレンジ指向は、必要。)
  • 加入期間を65歳までにする。(ムスコの時代は、65歳定年が主流になっていると推定)
  • 勤め先への届け出は不要にして欲しい。

などです。

iDeCoは、けっこう良い制度には、なって来ていますが、いざ、ムスコの世代での活用を一人称で考えると、まだまだ、いろいろ、ハードルがあることに気が付きます。加入者数アップ、若手のサポートという面で考えても、もう、一声欲しいですね。

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コメント

私であればiDeCoを最優先にさせます。
生活防衛資金はありませんが、万が一のことがあれば親である私がお金は出します。
若い時だからこそ前だけを見て生きて欲しいな、と思います。

優先順位はiDeCo>生活防衛資金】≧つみたてNISAです。

投稿: AKI | 2017年9月17日 (日) 07時59分

AKI様
 ご提案ありがとうございます。
 おお、すばらしい。AKIさんのお子さんは、幸せですね。
 生前贈与の考え方のひとつとして、ぜひ、参考にさせていただきます。
 うちのムスコの場合、その前に自立、貯蓄習慣を教育する必要があって、その面での親心もあって、エントリーのようなことを考えていたりもするのです。ちょっぴり、複雑です。

投稿: NightWalker | 2017年9月17日 (日) 11時42分

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