人生100年時代を迎えることができる人はどのくらいか?
メディアや金融商品の売り文句で、最近、よく聞く言葉の一つが、人生100年時代。ところで、統計上、人間って、どの程度の確率で生き延びることができるんでしょうか?ひさびさにグラフを描いてみました。
今40歳の人が、100歳まで生きる確率
元ネタは、厚生労働省のサイトにあった、おなじみの平成28年簡易生命表。この中の死亡率を使って、ためしに40歳の方の生存率を計算しました。
- 参照データ:平成28年簡易生命表の概況
切れ目の年齢の生存率の計算結果は、以下の表の通り。
| 年齢 | 男 | 女 |
|---|---|---|
| 40歳 | 100.0% | 100.0% |
| 50歳 | 98.4% | 99.1% |
| 60歳 | 94.4% | 97.0% |
| 65歳 | 90.6% | 95.3% |
| 70歳 | 84.8% | 92.7% |
| 75歳 | 76.4% | 88.8% |
| 80歳 | 64.4% | 82.0% |
| 85歳 | 46.9% | 70.0% |
| 90歳 | 26.0% | 50.4% |
| 95歳 | 9.3% | 25.4% |
| 100歳 | 1.6% | 7.0% |
| 105歳 以上 | 0.1% | 0.9% |
<結果>
男性の1.6%、女性の7%が100歳まで生存する
という計算結果になりました。
女性の方が長生きです。年金受給開始の65歳からして、男性の方が生存率が低いです。(男性90.6%、女性95.3%)
長生きリスクへの対処
長生きリスクへの対処について、今、考えていることは、二つあります。まず、金銭面。
年金の受給開始を70歳からに繰り下げる
65歳の時の健康状態にもよりますが、これは、検討したいところです。
ご存じのように、今の制度では、受給開始を1ヶ月繰り下げるごとに、0.7%ずつ受給金額が増えます。つまり、70歳=5年、60ヶ月ずらすと、月10万円の年金は、月14万2千円に増えます。
国の施策に、まんまと乗っかるみたいで恐縮ですが、公的年金の最大の役割が、長生きリスクに対する保険なんですね。
たとえば、90歳までの生存率は、男性は26%、女性は約50%。この辺の確率をどう考えるかですが、どう考えるかだなんて、わかるはずがありません。やはり、基本路線は、終身年金である公的年金の活用です。
そして、もうひとつの大事なことがあります。それは、個人的な目標ですが、
かわいげのある人生を送ること
です。
人間は、健康でなくては長生きできない、かわいげがなければ生きている資格がない
といったところ。生涯、修行です。
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