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2017年8月17日 (木)

長期投資と分散投資とドルコストの話

モーニングスターさんです。

ここでは、長期投資の効果を見るために、いくつかを見ています。

  • TOPIXに連動するファンドの保有期間(5年)のリターン
  • 2つ星ファンドの全期間における,プラス期間の割合
  • いろいろな資産クラスにおける5年リターンの最小と最大

ただ、これを持って、長期投資は、安心とは言えません。リタイア資金を作ることが資産運用の主目的である以上、さすがに、5年くらいでは、長期とは言えないです。

長期投資について、わたしの認識を整理してみます。

その1 長期投資はリスクが高い

長期投資はリスクが高いのです。遠い未来になればなるほど、その株価の推移は、不確実になるわけで、あたりまえです。

じゃあ、なんで、そんなリスクが高いはずの長期投資を私がしているかというと、リタイア資金の運用なので、いやでも長期投資になるから。つまり、仕方がないのです。

長期投資は、リスクが高いわけですから、リスク低減をする必要があります。

その2 リスクを下げる主力ツールは、分散投資

私が、リスクを低減するための心の支えとしているのが、分散投資です。考え方は、次の3つ。

  • がんばりすぎないリスク資産比率
  • 分散投資を簡単に実現するためのインデックスファンド(ETFも含む)
  • リバランス

ドルコスト(積立投資)について

冒頭、ご紹介した記事を読んで、ドルコスト(積立投資)を行うことで、投資の効果が上がる、つまり、パフォーマンスが上がる、と錯覚された方がいらっしゃるかもしれませんが、ドルコスト自体には、パフォーマンスを上げる効果はありません。

ずっと値上がりする局面とずっと値下がりする局面では、ドルコストは、パフォーマンスの足を引っ張ります。パフォーマンスに与える効果という意味では、フィフティフィフティです。損でも得でもないのです。

私が、ドルコストをしていた主旨は、サラリーマンだったからです。なるべく早く、資金を投入する方法は、ドルコスト(積立投資)しかないし、一番、無難な方法論なんですね。

ドルコストには、パフォーマンスを上げたり、リスクを下げてくれたりする効果こそありませんが、精神安定剤としての効果等々、副次的なメリットがあり、こんなツールを用意してくれたみなさんに感謝しています。

<ご参考エントリー>

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