未来の年表
未来の年表という本を読んでみました。
ブロガーのみなさんにもオススメの一冊
一読をオススメしたい内容でした。
(1)未来年表(事実)(2)筆者としての10の提言という、実にシンプルな2部構成であるのも、私好みです。
未来年表は、基本、もろもろの事実をベースに書かれています。抜粋すると、
- 2018 年 国立大学 が 倒産の危機 へ
- 2019 年 IT技術者が不足し始め、 技術大国の地位揺らぐ
- 2021 年 介護離職 大量発生する
- 2022 年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
ちょっと飛ばして、
- 2045 年 東京都民の3人に1人が高齢者に
- 2050 年 世界的な食料争奪戦に巻き込まれる
- 2065 年 ~ 外国人が無人の国土を占拠する
人口というのは、急に増えたりしないので、近未来であれば、事実みたいなものです。とはいえ、最後の方はすごくなってきます(笑)。
筆者の提言の中では、3人目以上のコドモに1,000万円分支援する、というのに一票、というところです。私も、大学の費用が、うーーんと安ければ、3子を考えていたかもしれません。
ひとつひとつの予測や施策は、ネタ性も高く、ネタ探し中のブロガーのみなさんにも,オススメかもしれません。
さて、どうしよう?
確度の高い予測に対しては、対策が可能なはずで、しかし、それは、政府にまかせておけばいい、という話ではありません。それぞれの人に置かれた状況によって、対策は、あまりに違います。
天下国家を語る前に、やはり、自分や家族はどうするか?
私の場合、それをひと言で言うと、
自立した高齢者になる。
です。
私自身もですが、未来の高齢者でもあるムスコたちも含めて。
キーワードをあえて言うなら、世界分散投資。
たしかに、日本の人口は減りますが、世界レベルでは、本書でも将来の食糧問題を心配しているように、まだ、人口は増えます。そういう意味でも、世界分散投資は、自助努力の中核なんですね。
世界人口が、100億になろうと言うときに、日本の人口が、1億から5千万に減ったって、何パーセント分?・・・・・というくらいには、大きな目で見ていたいと、願う今日この頃でした。
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