続・金銭管理力を身に付ける 私のムスコ編
下記、エントリーでご紹介したムスコの金銭管理力 その続きです。
浪費癖その顛末
さて、ムスコくんです。
給与振り込みの口座以外は開設しておらず、しかも、入金されたら、されただけ、使っちゃうんですよー(>__<)。それ、あかんやつや・・・・
という状態で、実は、このあと、鍛え直すために、いまさらながら、お小遣い制にしました。(それ以外は、お父さんが、貯金)
なんと、びっくり
具体的には、給料はいったん私が預かり、週に1回、お小遣いを渡すようにしたんです。月に一度だと、相も変わらず、すぐ使い果たしちゃうかもしれないと思ったので、米国の週休イメージです。
すると、びっくり。すぐに、効果が出てきたんです。
ムスコの浪費癖は、ピタと収まりました。
ネットもお金を使わないで遊ぶようになりました。
それどころか、それに加えて、数ヶ月後に必要なお金を、お小遣いの中から捻出すべく、努力しているらしいのです。(「らしい」と書いたのは、ヨメから聞いた間接的な情報だからです。私には、言わない(笑))
週給制が効いたと言うより、本人の自覚ですかねー。
たしかに、子どもの頃は、ちゃんと、それが、できていたわけで、できて当たり前と言えば当たり前です。
無いなら無いなりに使う
サンプル数1の我が家の検証結果ですが、「あったらあっただけ使う」属性のひとは、「無いなら無いなりに使う」属性を持っている可能性があります。ムスコは、給与天引きやお小遣い制が有効な典型例でした。
まさに「鉄は熱いうちに打て」でした。投資の前に、まず、貯蓄習慣。
余談
「金の亡者」という言葉があります。これは、あくまで、必要以上の欲望に駆られてお金をかき集めるような人のことを指しているはずですが、よく、蓄財を真剣に考えている人のことまで、そう、呼びつける人がいます。
我が身を持って他人を推す。自分自身が、お金に対する欲望が大きいから、きっと他人もそうだろう、と考えてしまうような人が、多いのだとしたら、それは残念なことです。そんなところに日本人が、「投資に向かわない」、「貯金すらできない」、その根本原因の一つがあるように思えてならないのです。
お金の奴隷となるか、お金の支配者になるか。そこが、運命の分かれ道。私は、ムスコたちが、お金マスターになれることを願っています。
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