たまには、保有ファンドのパフォーマンスでも見てみよう 2017
私も、妻ほどではないにせよ、保有ファンドのパフォーマンスを気にしなくなりました。が、たまには、気にしてみよう、というエントリーです。
日本株と先進国株と米国株の比較
私のファンドの中で、大きめのウェイトを占める、以下、2つのファンドを比較。
- 1306 TOPIX連動型上場投資信託
- 三井住友TAM-SMTグローバル株式インデックス・オープン
あと、ご参考に 1557 SPDR S&P500(これも保有してます)。期間は、1557が東証に上場した2011年からです。
なお、配当(分配)のあるETFと、実質ほとんど分配していないファンドを比較するのは、資産のトータルリターン(=キャピタルゲイン+インカムゲイン)という観点で見て、同一条件の比較ではありませんので、ご注意ください。
結果、
先進国株 強し
でした。
ご参考に示したS&P500(1557)から、その実態は、先進国株の半分を占める「米国、強し」にあったことが、見て取れます。
これからも世界分散投資
これだけ見ると、米国株だけでも良いんじゃないの? そこまで行かなくても、先進国株だけで良いんじゃないの?という考えが脳裏をよぎりますが、私は、これからも日本株を見捨てず、つきあっていく予定です。
ちょっと、わかりやすーい感じのする記事をご紹介します。
この記事では、日本企業は、相当にあきらめられています。
- ROE(株主資本利益率)の低い非効率な企業が多い
- 株主に報いるために高配当をする企業も少ない。
- 数十年に渡って配当をきちんと出し続けたり増配したりする企業はかなり稀
- 自社株買いをして1株あたりの利益を上げる努力をする企業もあまりない。
- ゆえに、日本は捨てて、米国市場に行くのが合理的。
そう言いたくなる気持ちはよくわかります。しかし、こう言われると、あまのじゃくな私としては、
- こんだけ、改善の「のりしろ」があるんだから、よかったじゃん、ニッポン
と思ったりもするわけです。
今ダメだから、明日もダメ、なの? 実際、昨今、日本株の配当性向も、良くなってきますし、上記記事の認識は、ひょっとすると、既に変わりつつあるのかもしれませんが、そんな未来のこと誰にもわかりません。
私が、考えるに、もしも、合理的な投資があるとするなら、それは、ダメな日本を完全に見捨てることではなく、世界市場ポートフォリオに投資すること。結果、世界の株式以上の半分を占める米国に、自動的に、いっぱい投資することになるんですけど、その理由が、ちょっと違うというわけです。
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