アーリーリタイアとインデックス投資
インデックス投資ナイトで、話そびれた話です。
いきなり、重めの想定質問から、行きます。
インデックス投資でアーリーリタイアできますか?
これについては、
- 長期的に見た期待収益率5%の資産運用でアーリーリタイア出来ますか?という質問と似ています。
が、私の答えでした。(あまりに流れに合わない質問だったので、これを投げるのはやめたのですが、正解というか、無理。)
5%といえば、20世紀の頃の預金金利程度です。今や、それがリスク資産の運用じゃなければ実現出来ない代わりにデフレなんですが,それはさておき。
時々、書いてる、「資産形成の方程式」を出してみます。
資産形成 = (収入ー支出) + (資産×運用効率)
やっぱり、大事なのは、 収入ー支出。
身もふたもない話ですが、ここを、大きくできれば(例えば、ダブルインカム)、運用効率が低めだとしても、アーリーリタイアの可能性が出てきます。
それでも投資経験は役に立つ
私の場合は、アーリリタイアするためにインデックス投資をやっていたわけではなく、
- インデックス投資をやっていた人が、人生の転機が訪れ、アーリーリタイアしちゃった。
でした。(「するハメになった」というのが正しいかも)
インデックス投資で財をなしたからではありません。
- いいタイミングで早期退職制度があったおかげ。
金銭面での主要因は、割と身もふたもないです。
アーリーリタイアというのは、ある意味、実に非合理的な判断です。働かないことは多くの人にとって不安の一因ともなり得ますし。
でも、よく考えてみると、年齢要因含めて、「あれ?」「だいじょうぶかも?」だったんですね。
アーリーリタイアについて、多少なりとも、合理的な判断ができるようになった素養の源が、インデックス投資含む広い意味での投資経験でした。それこそが、私にとっての投資の最大成果だったと今は断言できます。
最後はキャラ
あとは、実は、アーリーリタイアしちゃうような人間だった、つまり普通じゃなかったってことですかね。
普通の人にインデックス投資は向いていると思いますが、普通の人には、アーリーリタイアは向いていないと私は思います。でも、だからといってインデックス投資家がアーリーリタイアに向いていないわけでもありません(実例1)。
それにしても、普通って、なんなんだ。
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