アーリーリタイアと自分探し
アーリーリタイアしたときに、あるいはする前に、ぜひ、考えてみたいことがあります。
それは、自分って、なんなの?という、実にロマンティックな問題です。
自分探しをしてみよう
いわゆる「自分探し」です。
これ、子供じみた価値観にとらわれ続けることを揶揄するような文脈で使われることが多いです。「いつまでも、現実を見ないでいいの?」「早くオトナになれよ」みたいな、モラトリアムな課題として、語られます。
オトナとして生き延びるには、こんな課題に足を取られている、お金も時間もありません。
しかし、いざ、アーリリタイアしてしまうと、「自分が本当は何をする人なのか」について考えないことを、もはや、お金と時間のせいにはできません。アーリーリタイアで、現実の定義が180度変わってしまう部分があるんですよね。
でも、アーリーリタイアしてしまうような人は、多かれ少なかれ、この問題に対する答えというものを持っているような気がしますし、持ってないと、その後、アーリーリタイア状態に挫折しかねません。
どうやって考えるか?
方法論は、色々あると思うのですが、有効じゃないかと最近思っているアプローチの一つが、中二病に着眼することです。
中二病っていうのは、コドモじみた妄想みたいなもののことですが、実は、そこには「自分にとって本質的な部分が含まれていたんじゃないか?」という観点。
人生の中でもっとも多感だったはずのティーンエイジャーのころに、「自分が何に熱中していたか?」、「将来何をやりたいと思っていたのか?」
これは、けっこう、ヒントになります。というか、私に限って言えば、なってますし、やってます。
シュリーマンとまでは行かなくても、かわいげのあるレベルのドン・キホーテくらいには、自分の本当にしたかったことを、探してみたいと思う今日この頃なのでした。
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