自由って、実は、大変です
私、一昨年前、セミリタイアした後、半年経ってから、再修行したことがあります。((1)実は、3/1付けを持って、、、、(2)実は、11/30付を持って、、、) まず、その辺の事情を整理してみたいと思います。
再修行まとめ
- 再就職支援会社がしきりに紹介してくれることもあって、受けたら採用になってしまったから。
- サラリーマンは、どこまで行ってもサラリーマンなのか?
<結果>
- その通りだった。
考察
私、サラリーマンには向いていないと思っていたのですが、やっぱり向いていなかった、ということが、人生後半戦にして、確認できたというお粗末な話です。そんな私を、30年以上サラリーマンとして雇い続け、早期退職という一大ボーナスまで下さった会社やご愛顧いただいたお客さまには感謝しかありません。
よく、いったんリタイアしたんだけれど、結局、またフルタイムで働き出した、というパターンを良く聞きますよね。アーリーリタイアして、最初は楽しくてしようがなかったが、やがてやることがなくなってしまった、とか。
そういう人は、ひょっとすると、サラリーマンに向いていた人だったのかもしれませんね。
アーリーリタイアには、向き不向きがあり、圧倒的に向いている人は少ないと感じます。もともと、自由業型の人は、最初から、自由業をやっているはずで、私のように30年以上サラリーマンをやっていないからです。
自由って、実は、大変です
自由って、楽しそうに見えますが、実は大変であることが、先人によって伝えられています。
ゲーテさんです。
自分自身に命令しない者は、いつになっても下僕にとどまる。 By ゲーテ
自分で自分に命令できる人、それこそが自由です。できない人は、生涯、奴隷です。自由道、厳しいです。
そして、本当に必要なのは、何かを始める勇気と智恵です。(なんか、だんだん、自己啓発ブログみたいになって来た・・・)
勇気がなければ、他のすべての資質は意味をなさない。 By ウィンストン・チャーチル
尊敬するチャーチルさん、良いこと言います。
ただ、根拠のない勇気というのもあります。それを人は、時に無謀と呼びます。それだけは、気をつけましょう。
さて、「そうはいうけど、自由業って、何なのよ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。それは、その筋の専門家にお任せします・・・というのもなんなので、私なりの、例を挙げてみます。
自由業その1 ○○作家
なんでも良いから作ってみましょう。たとえば、毎日面白いことをして、日記を書き、世に問うことができれば、立派な私小説作家と言えるのではないでしょうか。
自由業その2 ○○評論家
世間への不満を虚空に向かって叫んでもいいんです。いやがられようが気にすることはありません。なぜって、あなたは、評論家だからです。大きな声で叫ぶと精神衛生上も良いみたいですし。いわゆる「ガス抜き」は大切な仕事かもしれません。
自由業その3 ○○研究家
これが、もっとも、有望な案です。
アーリーリタイアして、ネトゲを思いっきりやりたいとお考えの紳士淑女も大勢いらっしゃると思いますが、そんな方も、今日から、立派なゲーム研究家です。死ぬ気で、いろいろなゲームをいっぱいやるだけです。
少なくとも、アーリーリタイア研究家には、なれるのではないでしょうか。だって、しちゃってるし。
以上、3つほど、拙いオツムで考えてみました。
えっ? あやしすぎるって? 成功するかどうかわからない?
そんなことは、得られる大きな自由に比べれば、取るに足らない小さなことではないでしょうか。そう思えないなら、金銭的には耐えられても、精神的に耐えられない可能性があります。
桃源郷の仙人生活も、それなりに、たいへんなのであります。私は、とても楽しいですけどね。
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