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2017年6月27日 (火)

私の投資の入り口と出口

いまや、普通の人にとって、iDeCoが、投資の入り口において、重要な役割を果たしていますが、私自身が投資を始めたころには、私の手の届くところに確定拠出年金制度はありませんでした。

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私が投資を始めた理由は、単なる興味

そんな私が投資を始めた理由は、端的に言って、2000年頃、

 ネット証券ができたから

でした。

新しもの好きの私としては、とにかく、ネット証券の口座を開いてみたくなったのです。その後、体当たりで、株式投資を始め、自分の凡人ぶりにハタと気付き、株式投信の積立に収束して行きました。

殊勝な理由は後付け

「投資を通じて経済を勉強するため」とか、「老後の資産形成をするため」といった殊勝な動機は、後付けです。この辺は、最初から、老後の資産形成を目的として、インデックス投資を始められたみなさんに比べれば、けっこう、非合理的に歩んで参りましたが、結果オーライでした。

けっこうゆるめの投資生活ではありましたが、老後を生き延びる程度の金融リテラシーは身についたのではないかと思います。

投資を始めて、コツコツやっていたころには、全く考えていなかった、ちょっと早いサラリーマンからの卒業をしてしまうことに相成ったのでしたが、その経験無くして、この判断はできなかったと思います。(オカネのあるなしの話ではありません)

私の投資の出口

人生とは、不可解です。しかし、冒険旅行のように面白い。いや、ほんと。

そんな私自身の投資の出口。それは、

 積極的に増やさないけど、積極的に取り崩しもしない運用

です。

もちろん、配当分くらいは、収穫しますし、リバランスで売ったり買ったりはします。

ちなみに、私が、あれほど愛したドルコストを止めたのは、定期収入のあるサラリーマンじゃなくなったからです。

サラリーのある人、特に資産形成の初期段階にある場合において、ドルコストは基本中の基本。いかなる賢者が合理的な呪文を唱えようと、これこそが、サラリーマン蓄財の黄金律だと私は考えます。(ただし、ドルコストの呪文を、金融機関が唱えているときは、一歩引いて考えてみてくださいね)

たとえるなら盆栽

以前、「長期投資を何かに例えるとしたら・・・?」というエントリーで、取りあげましたが、

そして、私は、盆栽。まさにそんな感じです。

(注)リアル盆栽をやる予定はありません(笑)。

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コメント

確定拠出年金(iDeCo)の出口はとても複雑の様です。
数年前に定年退職しましたが、iDeCoは持ち続けています。
先日、老齢一時金で受け取る際の税金を調査しましたら、証券会社は非課税(退職所得控除が適用される。)、税務署は課税(一時所得で確定申告が必要となる。)、と異なる見解でした。計6回の問い合わせで、やっと正解が分かりました。(なんと証券会社が正解でした。)
iDeCoの解説本が多数出版されていますが、出口を詳細に著したものは無いようです。
如何に税制が複雑でも、詳細な出口の解説本は必要と思います、このままでは出口後に後悔される方が多数出ると思います、とても残念です。


投稿: ぱみさん | 2017年6月27日 (火) 22時10分

ぱみさん様
 コメントありがとうございます。
 退職金控除は、受給時の根幹ですね。ご紹介した竹川さんの本や、田村さんの本には、その点、触れられています。確定拠出「年金」と言っているのに、一時金で受け取る場合は、「退職金」控除なんですから、わかりづらいですよねー。

投稿: NightWalker | 2017年6月27日 (火) 22時25分

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