インデックス投資家でも少しくらい知っておいた方が良い株式投資の言葉もあります。
タカちゃんさんの記事のご紹介です。とても役に立つ情報です。
当ブログをお読みの方の中には、まだ、インデックス投資を始めたばかりという方も多いと思うのですが、出てくる言葉の意味がわからないと、悲しいかな、役に立ちません。
PERとPBRくらいは覚えておくといいかも
インデックスファンドのコツコツ投資というのは、銘柄選択を放棄し、タイミングを放棄し、市場の動きにも惑わされることなく、リスク制御以外は、ただひたすら積み上げていく投資法なので、個別株投資の時に必要になるような知識を知らなくても大丈夫です。
大丈夫ではあるんですが、やっぱり、知っておいた方が良い言葉もあります。
PERとPBR。これは、覚えておいた方がいいかも。配当利回りは、ピンとくると思いますが、PER、PBRは、株に興味が無ければ、さっぱりわからない用語ですよね。
式を見てもわからない
式をまとめます。
(1)株価収益率PER = 株価/1株当たり利益
= 時価総額/当期利益
(2)株価純資産倍率PBR = 株価/1株当たり株主資本
= 時価総額/株主資本
・・・・・・・・・「で、なんなのよ!?」って、その昔、私もそう思いました。
わかりにくいので、わたしは、株式による資金調達を借金に見立てて、次のように咀嚼して理解しています。
PERとは?(私の理解)
- その会社が株式市場から借りているお金(時価総額)は、その年の利益を全部返済に回したとして、何年で返済できるか?
PBRとは?(私の理解)
- その会社は、株主が預けた資産を担保に何倍のお金(時価総額)を市場から借りているか?
これで、割高(買われすぎ)か、割安(売られすぎ)か、世の人は、見てるんだな、というわけです。
PERやPBRは、あくまで目安
PERは、平均で16倍と言われたりしています。上記の例えで言うと、16年返済・・・・まあ、妥当な感じもします。一方のPBRは、1〜2倍程度とも言われます。担保の2倍以上は貸したくない気もするので、これも妥当な感じはします。
しかし、PERもPBRも、対象の市場,会社、決算状況などによって大きくぶれたりしますし(わかりやすいのは利益がマイナスになったとき)、あくまでも目安です。これで、株の売買タイミングがわかるくらいなら、みんな大金持ちです。
昔読んだ、伝説のファンドマネージャー、ピーター・リンチさんの本のどこかにも、似たようなPERの説明があって、「ああ、そういうことなのか!」と妙に感動したことを覚えています。
私は、PERよりPBRの方が好きかなー。
ご興味の出た方は、ぜひ、ネットや本で、ちゃんとした意味を調べてみて下さいね。
参考サイト
わたしのインデックス my INDEX
このサイトは、非常に参考になります。
2017年4月、世界の株式時価総額は、40.9兆ドルで、うち、先進国が、37.1兆ドル。日本は、3.3兆ドルで、国別では、米国に次いで2番目の規模です。配当も米国並みになってるし、日本も意外と健闘中なんですかね。
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