インデックス投資の批判について個人投資家は答えなくてもいい
インデックス投資をやろうと思っている人にも、証券会社のセールスマンが、種々の商品を売り込んで来ることはあります。
そもそもセールスマンの話しは聴かない方がいい
最近の私の場合、たまに来るセールスマンも、もはや、チラシを置いて、さっと帰って行かれます。全身から「こいつに話しても無駄オーラ」が出ているのかもしれません。
しかし、投資を始めたばかりの人は、勉強のため、後学のため、とりあえず話を聴いておこうとされるかもしれません。「ぜひ、売り込んで欲しいオーラ」が出てしまっているのですね。
これは、致し方ないと思います。
話を聴く前の基本
まず、今となっては、「個人投資家の基本はインデックス投資にある」と、再度、頭にインプットしましょう。
ここを基準にいろんな投資法を考える時代なのです。
話を聞くだけ聴いたら、「インデックス投資を考えているのでいいです。」とまずは回答してみましょう。
話がインデックス投資批判に、もしも向かった場合
それでも、しつこく売り込んでくる人には、
- 年金運用だって、インデックス投資だ。
- コストの高いものは買っちゃだめだって、山崎元先生がテレビで言ってた。
- (意味のわからない)難しい商品を買う気はありません。
- なので、私は、やっぱり、インデックス投資でいいです。
等々で、いいと思うんですが、理屈を言ってしまうと、「インデックス投資はずるい」「これでは市場は良くならない」と言う批判を交えて、攻めてくるかもしれません。
そして、投資を始めたばかりだと、「そうかもしれない」、「私ってずるいのかしら」と思うかもしれません。
しかし、この点については、
個人投資家は、ずるくたっていい※
のです。
(※注) 逆に、セールスマンが、小難しくも、ずるそうな商品を売ってきて、「ずるくていいんです」と言ってきたら、きっぱり断るべきなのは、言うまでもありません。
難しい投資は、プロのみなさんがやっています。この世にアクティブ投資が足りないとするなら、本来、事業に投資をして儲けるべきプロの経営者、プロの金融機関こそが、がんばるべきです。
てなわけで、プロと比べて情報、知識面で圧倒的に不利な、弱小、いち個人投資家には、そんな大きな心配は不要なのですね。
余談
そういえば、10年以上前です。
とある対面証券会社の新人さんが、我が家にセールス(研修?)にいらっしゃったとき、「ネットでインデックスファンドを買っているからいらない」と言ったら、まじでインデックスファンドを知らなさそうだったことがありました。
「インデックス投資とは何か」について小一時間、説教説明してやろうかと思ったのですが、オトナなのでぐっとこらえて、やめました。
さすがにそういう人は、もういないんでしょうね。
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