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2017年4月 9日 (日)

積立NISA説明会@金融庁

相互リンク先の虫取り小僧さんが募集役をしてくださった、金融庁の積立NISA説明会があり、参加して参りました。

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積立NISAのアウトライン

基本は、当ブログのエントリーでも取り上げました金融庁さんの報告書の通りでした。

  • 今年10月から金融機関から金融庁への届け出開始、来年1月から制度運用開始。(ものすごくタイトです)
  • どんな商品が並ぶかは金融機関次第。
  • 40万円20年非課税の箱を最大20個持つことができる。
  • 現行NISAと積立NISAは毎年どちらかを選べる。混在可。
  • 毎月積立が原則だがボーナス月増額は容認(定番ドルコストに対応)
  • スクリーニング条件は非常に厳しく、実際はインデックスファンドばかりとなる。

積立NISAの狙い

ずばり、これまで投資してこなかった人に対する「呼び水」です。

厳しいスクリーニング条件は、そのためと理解しました。

私は、「商品選択は自由派」です。お上に叱られないと変わらない状況には、いささか不満ではあり、消費者と供給元との切磋琢磨、自由競争原理で商品が変革していって欲しいです。

ですが、金融機関に対して、胸の空くような思いもありますし、そういうことであれば、信託報酬はもっと厳しくしてもいい。新興国と米国株が同じ0.75%と言うのも納得いかないし、日本株や先進国株は0.3%未満でもいい、とも考えています。

積立NISAの課題について

いろいろ不満もありますが、来年以降も、こういった制度は改善されるはずです。金融庁の方も改善意欲をお持ちです。

これで終わりではなく、最初の一歩と考えることにしてます。

たとえば、現行NISAは、平成35年で終わることになっていますが、ひょっとすると、そのとき、延長の議論が出れば、延長されるかもしれません。そのときは,応援したいと思います。ある意味、そのときに金融庁の「顧客本位」、つまり「国民本位」が問われることになるのではないでしょうか。

しかし、よくぞ、20年という長期に渡るシステムを土俵に乗せてくれました。

このありがたいシステムを、どう有効活用するか? 

が重要なんですね。

積立NISAのETFについて

話を聞くまで、疑問だったのが、積立NISAでのETF。どうやら、ETFを「るいとう」の対象にしてくれる金融機関があれば、オーケーとするということのようです。しかし、現状、具体的な可能性は不明です。

個人的にがんばって欲しい金融機関

ずばり地銀です。

懇親会の席でも、金融庁の方に、下々の分際で熱弁してしまいました。すみません。

この制度の勝敗の鍵は、積極的にネット証券を開設する人ではなく、これまで投資をしてこなかった人への浸透にあります。そういう方々が、既に開設している給与口座で、国内最高レベルのインデックスファンドで積立を開始できるようになれば、かなり画期的なことです。

地銀さんは、ぜひ、「損して得取る」の精神で、ニッセイやたわらノーロードといった最安値帯の商品で勝負して欲しいと思います。その人たちが、いつか退職したとき、退職金や年金の受取口座で貢献してくれますよ、きっと。

積立NISAは世の中が変わる予兆の一つ

ちょっと大きな話になってしまいますが、日本は、戦後の復興のための官僚主導スキームから、いまだ脱却できていません。なんでもかんでも、国のせいにする、総理のせいにするという風潮が残っています。

しかし、もう、そういう時代は終わり、普通のオトナの時代になるのです。

日本の個人金融資産は、株式比率が諸外国に比べ少なく、GPIFや日銀が買い支えています。よく日銀を批判する人がいますが、国民が欧米並みに株を買っていれば、そうならなかったかもしれません。

国民も変わることが求められています。

あたりまえですが、リスクを取らなかった人が得をするなんてことが、オトナの世界でそうそう続くはずがありません。

最後に金融庁の積立NISAチームのみなさんについて

ものすごく、庶民に近い感覚をお持ちの方ばかりでした。はっきりいって、金融機関よりも我々に近い感覚で、つまり、ホンネの部分で検討されていて、非常にうれしく思いました。

「顧客本位」を錦の御旗に、今後も、いい感じでなぎなたをふるって欲しいと思います。

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