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2017年4月11日 (火)

積立NISAは広まるか?

日本の個人金融資産における株式保有比率を向上させることが、NISAという税制優遇制度の目的であると言うことが先の説明会で確認できました。

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積立NISAは、賛成で、アラフォー以下の未経験者には「まず確定拠出年金。次はこれ。」と紹介したいと考えています。

ただ、いくつかの懸念もあります。

ホントに、未経験者は、買って下さるのでしょうか?

ちょっと考えてみました。

投資未経験者に必要なのは未来への希望

フィデリティさんのサイトで、投資をしない理由を調査していました。

投資をしない人の理由の最も大きいものは、「資金が減るのが嫌だから」です。

ありていに言えば、

  日本経済の未来を信じてない

ということになります。

そういう方々は、どんなにいい仕掛けを用意しようが、どんなにまっとうな投資の手法をお教えしようが、どんなに良質な商品をお持ちしようが、頑として、「損することはしたくない」と思っていらっしゃるわけで、振り向いてくれないに違いありませんし、私も怖くて,投資をオススメできません。

未経験者に投資を広めるのに必要なのは?

もし未経験者に投資を広めるのに必要なのは?と聞かれたら、

(1)小さな成功体験の積み重ね(これは、こちらのエントリーに書きました)

(2)日本経済の発展を信じさせるに足る強力な政策

この2点を挙げたいと思います。

あと、10年、株式市場が堅調であれば、かなり堅実な人も未来を信じてくれるかもしれませんね。

誰が宣伝すると効果的か?

もう一つ、積立NISAの宣伝役は誰がいいのか?という論点があります。

私が思うのは、実は、サラリーマンが勤める企業です。

私が、かつて、金融商品にかかわったきっかけは以下のパターンでした。

(1)会社が、持ち株会と社内預金と財形貯蓄をすすめてきた。
(2)保険外交員がやってきた。

この、「持ち株会」のところを積立NISAにすればいいんじゃないかな?と考えています。今は、確定拠出年金とセットですかね。もしそうだとするなら、金融庁殿のプロモーション先は、お膝元の金融機関ではなく、普通の企業とか、公的機関です。

(注)(2)は、うまくスルーしましょう。私は当時、スルーできず、あとでリカバリーすることになりました(^^;)。

余談:私がして欲しかったこと

私がして欲しかったことは、実は、積立NISAではありません。して欲しかったのは、現行NISAの単なる恒久化です。軽減税率延長の代用品として設計された制度のためなのか、少々無理があったのではないかと思っています。

制度のうまみが「もう一声」であるため、肝心の株式購入層の投資意欲をそいでしまったのではないでしょうか。

この問題は少子化問題とちょっぴり似ています。どうしたら子どもが増えるのか?子どもは必要ではないとお考えになっている方に、無理に子どもを作れと言ってもなあ、と。

同様に株式が欲しくない人には無理にオススメしないで、欲しい人がたくさん買った方が、国家としての目標は達成しやすいかもしれませんよ。米国にしたって、富裕層が、がんばっちゃってるからこその、あの株式保有比率です・・・・・・・・・えっ?金持優遇批判が怖い?

はい、おそれいりました(笑)。

もちろん、正攻法は、多くの人が、株式を買いたくなるように市場が魅力的になることですね。金融機関に北風を吹かすのもいいですが、寒がりの投資未経験者ですらコートを脱ぎたくなるように太陽が照らした方がいいはずです。

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