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2017年3月 5日 (日)

人の寿命を超える投資信託

カン・チュンドさんです。

 

古くから運用を続け、 長く継続する中で、 その成績とともに「評価」が上がって、そして、ファンド保有者が増え、 まるで波紋のように 草の根的に投資信託の純資産額が増えていく。

それがファンド本来の姿でしょう。

まさしく。大きく共感です。

米国の長寿ファンド

カンさんが紹介してくださった、1931年生まれのドッジ&コックス・バランスド・ファンド。今年で86年目です。

株式と債券のバランスファンドで経費率も年0.53%の低コストだそうです。純資産額なんと150億ドルを超えているそうな。

長寿資産3要素

上記ファンドは、まさに「長期投資の基本はここにあり」です。私なりに長寿になりそうな資産の3要素を抜き出してみますと、

  • 株式と債券への分散投資
  • 低コスト
  • 投資先の永続性(もし米国がダメになっていたら、上記ファンドも消し飛んでかもしれないわけですから)

こんな感じ。

良いインデックスファンドと良いバランスファンドが長寿になる?

そういう意味でも、今やっている「ローコストのインデックスファンドをベースとした世界分散投資」は、長寿力が高いはず。紙と鉛筆の時代には作れなかったであろう現代のインデックスファンドに感謝です。

とは言え、インデックスファンド、日本では、まだ「よちよち歩き」。今後、市場における切磋琢磨とファンドの統廃合などを経て、徐々に寿命が延びていくものと思われます。

ウェルズリーインカムファンドやセゾンバンガードグローバルファンドも、長寿という意味で良いコンセプトに思えます。。あとは、日本でのコストが、もう一声二声、下がってくれれば(^^;)・

余談

私がお墓に入る前に、寿命を超えるくらい長寿のファンドを保有することができるとしたら、日米の市場が融合して、米国のファンドを買うくらいしかないんだろうなあ。今、日本にはないですからね。それまでは、ウェルズリーインカムファンドを持ち続けたいと思います。

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