セゾン投信 2 本のファンド 運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ
12万口座突破のセゾンさんからお知らせです。
セゾン投信株式会社(代表取締役社長:中野晴啓、本社:東京都豊島区、以下「セゾン 投信」)は、設定、運用、販売する投資信託「セゾン・バンガード・グローバルバランスフ ァンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」の運用管理費用(信託報酬)を2017年3月11日 より変更することをお知らせいたします。
それぞれのファンドが、
0.01%下がります。
ここにきて、地道な努力です。
<運用管理費>
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 税抜 0.47% → 税抜 0.46%
- セゾン資産形成の達人ファンド 税抜 0.54% → 税抜 0.53%
<実質的な信託報酬(概算)>
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.69%±0.03% → 0.68%±0.03%
- セゾン資産形成の達人ファンド 1.35%±0.2% → 1.35%±0.2%
達人ファンドの方は、差が見えなくなっていますが、涙で私の目がかすんだわけではありません。
メルマガによると以下のように、達人ファンド、配分を変えることもあるファンドなので、実質コストの方は、変更無しとしたようです。
【セゾン資産形成の達人ファンドの実質的な信託報酬について】 セゾン資産形成の達人ファンドの実質的な信託報酬は、投資対象ファンドの 投資比率の上下があることを考慮した幅を持った記載としており、今回の 運用管理費用の引き下げの影響を実質的な信託報酬率には加味せずに改訂しております。
セゾン投信の決意表明
3/10付けの、セゾン投信2ファンド合わせた資産総額は、おおよそ、1,714億円。ということは、0.01%は、約1,714万円 のコスト削減ということになりますね。
セゾン投信さんとしては、今後の方向性をみせたい、ということで、0.01%というコストダウンに踏み切ったということと思われます。実は、昨年末のブロガーミーティングの席でも、中野社長は、「わずかであっても少しでも早く」という値下げ意欲を表明されていたので、まさに有言実行です。
収益が厳しい中、こういうトップダウンは、大手ではなかなかできないことです。
今後にも期待
今後、セゾン投信さんとしては、資産総額の増大に伴う固定費増大に最大限の気を配っていただくと同時に、FOFの構成ファンドの見直しなんかも進めていただいて、さらなるチャレンジをお願いしたいと思います。
わずかずつの値下げでも、1兆円ファンドになれば、きっと実を結ぶことでしょう。
セゾン投信さんありがとうございました!
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