« 2017年の世界経済はどうなるのか?竹中平蔵さんの講演を聴く | トップページ | 為替ヘッジについての5つの整理  2017 »

2017年1月10日 (火)

稲妻がきらめくとき 2017

名著 敗者のゲームに「稲妻がきらめくときを逃してはならない」というお話しが出てきます。

 

株価には、大きく上昇するときがあり、そのときを逃すと長期リターンに大きく影響を与えるので、いつでも、身構えておかなければならない。それがいつかはわからないので、バイアンドホールドするしかない。という教えです。

しかし、どうしても気になってしまうのが、いつがきらめくときなのか?ということです。

「きらめくときは今だ」と言うことで、昨年末のトランプ相場で利益確定に走った人も多いようです。

しかし、バイアンドホールダーの目線で見るとこのような行動は、

 今、売ってどうする。

とも見えます。

きらめくときは過ぎてしまったのかもしれませんが、過ぎていないかもしれません。うーん、わからない。

「きらめくとき」とは、後になって、「あのときは、きらめいていたなあ」というような、いわば青春の輝き。後になって判れば良いのです。

個別株であれば、今、割安の株があるのかもしれませんが、インデックスファンドの場合、全部、売っちゃうと、一から出直しです。

やはり、バイアンドホールドを旨とする長期投資家には、全部は売らないリバランスしかないのですね。

このことをあらためて肝に銘じ、いつでも初心に返る。そんな 2017年新春でした。

 

|
follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ

« 2017年の世界経済はどうなるのか?竹中平蔵さんの講演を聴く | トップページ | 為替ヘッジについての5つの整理  2017 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2017年の世界経済はどうなるのか?竹中平蔵さんの講演を聴く | トップページ | 為替ヘッジについての5つの整理  2017 »

 
 
Copyright © 2005 - 2023 NightWalker's Investment Blog All Rights Reserved.